インドシナ半島の内陸国であるラオスにおいて、メインの公共交通機関はなんと言ってもバス!
ラオス国内に数か所の空港がありますが、飛行機は一部の富裕層や外国人観光客向けであり、便数が少なく利用しやすいとは言えません。
バックパッカーにとって、安価で確実に移動できるバスは重宝する乗り物なのですが、道路整備が万全とは言えないラオスにおいては、時間が読みづらいため利用するか躊躇してしまいます。
今回はルアンパバーンからラオス国内、隣国の中国、ベトナム、タイの都市までバスで移動するときに重宝する時刻表をご紹介します(※2015年12月時点)。
ルアンパバーンからラオス国内行きのバス時刻表
ルアンパバーン~ビエンチャン
首都ビエンチャン行きのバスの便数は多く、バスの種類も4種類あります。
昼間移動するならVIPバス、夜間移動するならスリーピングバスを基本的にお勧めしますが、急ぎの場合は値段が少し高いミニバンもお勧めです。
エクスプレスバスは
ルアンパバーン~バンビエン
ルアンパバーンとヴィエンチャンの中間にあるバンビエンは、バックパッカーにお馴染みの観光地です。
ルアンパバーンとバンビエンを結ぶバスの本数は少ないようですが、ほとんどのビエンチャン行きのバスがバンビエンにも立ち寄るため、便数はかなり多めになります。
ルアンパバーン~ポーンサワン
ポーンサワンは、ルアンパバーンの南東にある町で、ベトナム戦争当時に造営されたようです。
ルアンパバーン~ルアンナムター
ルアンナムターはルアンパバーンの北東、中国との国境が近い町です。
ルアンナムターは、ファイサーイ(フエサイ/ボケオ)(185,000キップ)とルアンパバーンを結ぶ中間にある町でもあり、交通の拠点になります。
ミニバスの時刻表だけを掲示していますが、ファイサーイ(フエサイ/ボケオ)行き、昆明行きなどでも到達できると思われます(現地の窓口で要確認)
ルアンパバーン~サイニャブーリー
サイニャブーリーは、ルアンパバーンの南西にある町で、タイのルーイに抜ける道路の途中にあります。
ルアンパバーン~ケンターオ
ケンターオ(Kenethao)は、ラオスとタイとの国境にある町で、ルアンパバーンとルーイを結ぶバスで通過します。
ただ、ルアンパバーンからルーイ行きに乗ったとき、カエンサオ(Kenethao)までは6~7時間ほどだったため、18時間かかるという掲示の意味がよく分かりません。
もしかすると、ラオスの山間部を経由するために時間がかかるのかもしれません。
ルアンパバーン~ファイサーイ(フエサイ/ボケオ)(185,000キップ)
ミニバン
7:00
※所要時間9時間
ルアンパバーンからベトナムの各都市行きのバス時刻表
ルアンパバーン~ディエンビエンフー
ディエンビエンフーは、フランス軍とベトナム軍との間のベトナム独立戦争の最後の激戦地として、そして西島大介原作の漫画『ディエンビエンフー』でお馴染みの町です。
ルアンパバーンからハノイに抜ける、ラオスとベトナム国境のタイチャンに近くです。
ルアンパバーン~ハノイ
ルアンパバーンからハノイに抜けるルートは、数多のバックパッカーが辿ったであろう定番ルートです。
バス旅の情報がネット上に豊富にあることから手軽な感じがしますが、まる1日24時間(場合によっては28時間もあるとか)もバスに乗り続けるのは苦行とも言え、利用するなら覚悟が必要です。
覚悟がない方は、1日2便ベトナム航空、ラオス国際航空が直行便を飛ばしているので、空路を利用しましょう。
ルアンパバーン~ビン
ビンはハノイとフエの中間にあるベトナムの都市です。
ルアンパバーン~フエ
フエはベトナム中部の古都で、ダナン、ホイアン、フエはベトナム中部観光の定番3都市です。
フエは世界遺産でも有名ですが、フエからラオス、タイ、ミャンマーと東西を結ぶ、東西経済回廊の起点でもあります。
ルアンパバーンからタイの各都市行きのバス時刻表
ルアンパバーン~チェンマイ
タイ北部の古都チェンマイとルアンパバーンの間は、路線バス、ツアーバス、スローボート、スピードボートと移動手段としての選択肢が豊富です。
管理人が実際に移動した、チャンマイからルアンパバーンまでの行程は以下をご覧ください。
ルアンパバーン~ルーイ
ルーイはタイ北東部にある町で、ムアンルーイとも呼ばれます。
ルアンパバーンからタイに抜ける場合、一般的なルートはルアンパバーン~ビエンチャン~ノーンカーイ(タイ国境の町)~バンコクですが、ルアンパバーン~ビエンチャンは道が悪く時間がかかります。
一方ルアンパバーン~ルーイは全線舗装で悪路は皆無!非常に快適に陸路移動ができます。
ルアンパバーンから中国の各都市行きのバス時刻表
ルアンパバーン~昆明
中国の雲南省の大都市である昆明とルアンパバーンの間のバス路線です。
いつか挑戦したいと考えていますが、、、一体いつになることやら、、、です。
ルアンパバーン~景洪
景洪は昆明とタイ・ミャンマー・ラオス国境であるゴールデン・トライアングルを結ぶ中間にある町です。
位置的に中国からミャンマーへ直接入れる、交通の拠点でもあります。
まとめ
ご紹介したバス時刻表は、ルアンパバーンの観光案内所に掲示されていたものからの抜粋になりますが、情報は様々な事情により変更になることもあるため、最新の情報は現地で入手するのが確実です。