チャンマイのマスト観光スポットとして必ず上位に食い込むのが、チャンマイを見下ろせる山の中腹にある黄金寺院ワット・プラタート・ドイステープです。
現地の半日、1日チェンマイ観光ツアーで必ず組み込まれているドイステープですが、チェンマイ市内から車で30分以上離れた場所にあるため、アクセスが良いとは言えません。
幸いなことに、乗り合いタクシー・ソンテウを上手く使えば、1人50バーツという格安でドイステープに行くことができます。
今回はドイステープへソンテウで行く方法、そしてドイステープの様子をご紹介します。
ドイステープへ向かうソンテウ乗り場
ドイステープへ向かうソンテウ乗り場は、旧市街の北側にあります。
ターペー門から堀沿いを周遊しているソンテウに乗って、地図で示された近くで降りれば格安で乗り場に行くことができます。
地図の場所に行くと、数台の赤いソンテウが並んで停車しているので、すぐに分かります。
ドイステープまでの案内板もきちんとあり、1人あたり行き50バーツ、帰り50バーツを書いてあります。
ただ、『行きは良くても帰りは、、、』ということが今回ありました(後述)。
ソンテウは1台あたり、助手席に2人、後部座席に2人、荷台シートに左右5名ずつの10名、合計で14人乗ることができます。
基本は満席にならないと出発しないようですが、運転手の気分、もしくは乗り場を仕切っている何者か指示により、8割くらいの乗車率でも出発します。
今回は荷台シートに乗りました。
ドイステープまでの山道はヤバイ
ドイステープをお勧めスポットと言っておきながら、、、ですが、チェンマイ市内からドイステープまでソンテウで約30分。
市街地の真っ直ぐな道を走っているうちは良いのですが、いざカーブの続くワインディングロード(山道)に入ると、右に左に揺られるので、かなーり気分が悪くなります。
同乗していた外国人観光客も、ワインディングロードの入口あたりは、ちょっとしたアトラクション感覚で揺れを楽しんでいましたが、そのうち顔は白く無表情に変わっていきました。
車酔いしやすい方は、ソンテウ乗り場で助手席の乗せてもらえるように交渉してみたほうが良いです。
ドイステープの入口に到着
ソンテウはドイステープの入口近くの、ソンテウ専用駐車スペースに停車します。
降り際に乗客全員に向けて、運転手が「必ずこのソンテウに戻ってこい。そうしないと50バーツで帰れないぞ」と言ってきました。
乗客の囲い込みのセリフのようです。
沿道の階段を登っていくと、両側に龍のオブジェがある階段に行きつきます。
立派で写真の撮りがいのある階段なのですが、、
如何せん長い!
へとへとになりながら階段の上までたどり着くと、
黄金に輝く建物がありました。
黄金の虎?の横にチケットブースがあり、外国人は30バーツチケット購入が必要です。
黄金が目に染みる!ドイステープはヤバイパワースポット
ドイステープはタイの他の寺院同様、土足厳禁です。
入口前の適当なところに、履いてきたサンダルなり、スニーカーは置きましょう。
盗難が心配な方は、持参したビニール袋に入れて持ち歩くのも手です(そんなことをしているのは日本人観光客だけでしたが)
青い空と黄金のコントラストがすごい!まさに極楽のようです。
寺院内の仏像も当然ながら黄金です。
仏像の前に座り、熱心に祈りをささげているタイ人が多数いました。
敬虔な仏教徒なのでしょう。
エメラルドの仏像と、金箔を張り付けられる仏像です。
金箔をはじめ、お供えするものは近くで販売しています。
寺院内の一際大きな仏塔の周りを、お経を唱えながら歩くタイ人の皆様。
ちょっとやってみようと思ったのですが、なんと唱えれば良いのか、何周すれば良いのかもわからないので、やめておきました。
ドイステープの展望台からチェンマイ市内を見渡せる
ドイステープの外には立派な展望台があります。
チャンマイ市内が一望できます。
よく目を凝らしてみると、
チェンマイ国際空港もハッキリと見えます!
離着陸する飛行機を撮影しようと思いましたが、ミラーレス一眼では無理でした、、、残念です。
近くでは飼われているらしい犬が、
同じく飛び行く航空機を眺めているようでした。
ドイステープからの帰りは行きと値段が違う
冒頭でちょっと伏線を張りましたが結論、行きと帰りのソンテウの値段が違いました。
行きは50バーツ、帰りは60バーツです。
というのも、ドイステープの入口で乗ってきたソンテウを探したのですが見つからず、途方に暮れていると、別な運転手が「市内まで60バーツでどうだ」と声をかけてきました。
10バーツも乗車するか迷っていると、どこまで行きたいのかと聞いてきます。
そこで「ターペー門まで行きたい」と告げると、「60バーツで行ってやる」と言うではないすか!
チェンマイ市内のソンテウ乗り場まで50バーツ、そこから市内を周遊するソンテウに乗れば10バーツ、結局60バーツかかります。
込々で行ってくれるとなると、乗り換えの手間もかからず、むしろお得です。
ただ、先に数人のタイ人が荷台シートに乗っているだけで、外国人観光客は本当に目的地まで運んでくれるのか、管理人も含めて疑惑の目を光らせ乗車しません。
そこに荷台に乗っていた英語のできるタイ人が割って入り、「私がきちんと運転手に話すから大丈夫」だと言ってきました。
その言葉を信じた管理人がまず乗り込むと、続けて香港人、オーストラリア人、フランス人と観光客が続いて乗り込んできました。
結局は何の問題もなく、きっちり60バーツでターペー門まで運んでくれました。
まとめ
チェンマイ市内からドイステープまで往復1時間、ドイステープ見学は90分くらいを見ておけば十分です。
意外にアクセスは簡単ですので、自力で行ってみてはいかがでしょうか。