タリンチャン水上マーケットから、他の2つの水上マーケットを巡る3時間100バーツのロングボートツアーに参加することにしました。
チケットは、水上マーケット入口横にあるブースで購入し、乗り場は水上マーケットの右端にある突端にあると教えてもらいました。
言われたとおりに歩いていくと、タイ語でなんて書いてあるのか不明な看板がある船着場に行きつきました。
さてさて、どんなボートツアーになるのか、楽しみです!
ロングボートはまるで観光バス
船着場でしばらく待っているとロングボートが到着しました。
一度に30名くらいが乗れるボートは、乗客を載せてすぐに出港しました。
ボートにはあちこちにスピーカーが付けらていて、船頭さんによる実況ガイドが鳴り響いています。
ガイドは沿岸の見どころスポットを詳しく、タイ語に加えて英語でもしてくれているので、結構楽しめます。
ボートは出発して5分ほどはゆっくりと走っていたのですが、運河の幅が広くなった途端、爆走モードにチェンジ!
ピューンというエンジン音と風を切る音で、ガイドのおじさんの案内は聞き取ることができません。
おそらく時速50キロくらいは出ているのではないかというほどのスリル、遊園地のアトラクションよりも怖いです。
両岸に建て並んでいる家は、ボートが接岸できるように船着場が付いているので、生活の足として運河が使われていることが分かります。
しばらく進むと、前に座っている西洋人がカメラを向けた先に、
ワイのポーズで挨拶をしている地元の女の子がいました。
ボートツアーの仕込みではなく、自然にやってくれているのがうれしいです。
15分ほど爆走状態だったボードがここで急減速!
何事か思っていると、ガイドのおじさんが左側にあるお寺を見ろとしきりに言っています。
特に珍しいお寺のように見えなかったのですが、どうやらお寺ではなく水面を見ろと言っているようです。
よく目を凝らして見てみるとそこには!
運河で泳ぐ子ども発見!
楽しそうに泳いでいる子どもの姿がありました!!!!
日本の感覚からしたらキレイには程遠い運河、、、どう考えても生活用水がそのまま流れているような気がしてなりません。
ただ、彼らにとってはみれば目の前の遊び場が運河だった、、、だけなんしょうね。
犬も泳ぐ子どもたちをぼーっと眺めています。
運河沿いにはボートで来た客向けのお店もちゃんとあります。
高校生くらいの女の子も、移動に手漕ぎボートを使っています。
運河は50キロで爆走できるロングボートも通るので、小さな手漕ぎボートは端っこを通らなければならないようです。
こちらは運河で魚釣りの真っ最中の若者、ナマズかエビでも釣っているのでしょうか。
バンコクは世界最悪と言われる渋滞都市で、自動車の普及率も進んでいますが、バンコク郊外では運河が道路と同じように、生活の中で欠かせないインフラになっているのがわかります。
そろそろ次の水上マーケットに到着
タリンチャン水上マーケットから走ること30分、小さな運河にボートが入り始めました。
どうやらこの奥に最初の寄港地となる水上マーケットがあるようです。
スピードを落としながら進むと
クローン・ラート・マヨム水上マーケットが見えてきました。
まとめ
30分の爆走ボートの旅でしたが、船酔いすることも、水に濡れることもなく、最初の目的地クローン・ラート・マヨム水上マーケットに到着しました。
上陸してみてびっくり!タリンチャン水上マーケットよりも広くて露店の数も豊富!かなりの人出でした。
ここで60分の滞在時間があるので、何かつまめるものを探そうと思います。