香港から中国本土への移動は、高速鉄道が一般的になってきていますが、リーズナブルに移動したいならバス一択!
ということで、今回は香港国際空港から広州市内までバスで移動してみました。
香港国際空港でバスチケットを買おう
香港国際空港から中国本土へのバスは、ターミナル2の直下にあるバスターミナルから出発しています。
ターミナル1に到着した場合は、到着フロアからターミナル2側に歩いて行けば『Mainland Coach Services/内地客車』の案内板があります。
※香港内を走るバスターミナルと場所が違うので注意しましょう。
バスターミナルには複数の会社のチケット売り場があり、呼び込みのおばさんが必死にアピールをしてきます。
そのおばさんに行き先をメモ帳に書くか、スマホに表示して見せれば、「あそこで買いなさい」的に案内してくれるので、そのままついていけばOKです。
購入したのは香港国際空港から広州市内のザ ガーデンホテル(広州花園飯店)までのチケット。
ザ ガーデンホテルの近くには、広州地下鉄5号線の淘金駅があるので、広州市内の移動が楽だと判断して行き先に指定しました。
チケット代は220HKD(約3,000円)くらいです。
チケットを一緒に入国カードも渡してくれるので、待ち時間を使って書いておくと良いです。
さらに服に貼れるシールももらえるので、目立つ場所に貼っておきましょう。これで乗客の行き先を係員が確認をして、適切に案内をしてくれます。
言葉が通じなくても、これがあるので置いてけぼりになったりすることがないので安心です(笑)
あとは指定された出発ゲートの前のベンチで座っていればOK。時間になると係員がシールを見て案内してくれます。
バスが来たようなので、早速乗り込みます。
車内はキレイ、USBでスマホの充電できるハイグレード仕様になっています。
深セン湾口岸で国境を超えて中国本土へ
香港国際空港を出発してバスで走ること1時間、国境の深セン湾口岸に到着しました。
場所的には中国本土側にある国境です。
香港国際空港から乗ってきたバスはここまで。国境を超えると違うバスに乗り換えになります。
基本的にバスに乗り合わせた人たちの後を付いていけば、イミグレーションの建物にたどり着けます。
手続き的には、日本から飛行機で中国へ入国するのと同じ。パスポートと出入国カードを出せば、日本人はノーチェックで入国できます。
ただし、入国する人の数がかなり多いので、小1時間はかかるものと考えておいたほうが良いです。
こちらは中国本土側から見たイミグレーションの建物。とにかくデカイです。
広州行きのバスはイミグレーションを出てすぐにところにある、バス乗り場に停車しています。
行き先を書いた紙がバスの窓のところに貼ってありますので、それを目安に見つけるか、バスの前にいる人に聞けば教えてくれます。
運転手にチケットと服に貼ったシールを確認されて問題なければ乗車です。
基本的に乗車する人が全員揃ってからの発車になるため、イミグレーションで慌てなくてもOKです。
香港国際空港から5時間弱で広州に到着
15:30に出発して、ザ ガーデンホテル(広州花園飯店)に到着したのは20:00、想定よりも時間がかかった印象です。
ザ ガーデンホテル(広州花園飯店)は、広州駅と広州東駅のちょうど中間にある場所のため、比較的交通の便が良い場所にあります。
この日宿泊するホテルは、広州東駅のすぐ近くにある広州建国酒店(ジャングオホテル広州)にしたため、淘金駅から地下鉄で移動します。
まとめ
2018年9月に開業した広深港高速鉄道に乗れば、香港から広州まで最短で47分と圧倒的に早く到着できます。
仮に香港国際空港から高速鉄道の乗り場のある西九龍駅(九龍駅近く)までの移動時間を40分くらい見積もっても、1時間30分強で移動できます。
そうなると時間のかかるバスにわざわざ乗るのは、、、時間に余裕がある、できるだけ安く移動したい、という方のみですので、旅行の予定や予算で使い分けではいかがでしょうか!