世界遺産の街リスボンは、とにかく急な坂道が多いため、3つのケーブルカーが市民の足となっているのですが、その1つがグロリア線です。
グロリア線のケーブルカーは落書きや置いておいたとして、独自のフォルムをしています。
世界遺産巡りで歩き疲れてしまいましたが、どうしても乗りたかったケーブルカーに乗って、消臭力のCMで有名なリスボンの旧市街を一望できるサン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台へ行く方法をご紹介します。
ケーブルカー・グロリア線に乗る
グロリア線の車両を横から見るとよくわかりますが、車輪と車体の差が前後でかなり違います。
ケーブルカーの両端の駅自体が、坂道上にあるためにこのような車体になったのでしょう。
写真撮影を終えて、早速車両に乗り込もうと思いましたが、いつの間にかすごい列になっています。
それもそのはずで、観光客の利用が多いという点と、運行間隔がかなり開いているからです。
諦めてケーブルカーの終点まで歩く人もいましたが、辛抱強く待つことにしました。
やっと発車
グロリア線は1885年完成で、下の駅が単線でしばらく進むと複線になります。
しばらく進むと、下りのケーブルカーがやってきました。
乗車時間は5分くらいでしょうか、上の駅に到着しました。
消臭力な感じがするサン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台
グロリア線の上の駅からすぐのところにあるのが、サン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台です。
少し前に消臭力のCMで少年が歌っていた場所、、、、といえば、お分かりになる方もいるのではないでしょうか。
リスボンの旧市街とテージョ川が一望できる展望台になります。
旧市街とは反対側にある新市街には、現代的なビルやマンションが建てられています。
新市街には大型ショッピングモールもあるので住みやすさでは新市街に軍配が上がるのでしょうが、観光で滞在するなら断然旧市街のほうですね。
まとめ
2つの世界遺産とケーブルカーと展望台を楽しんで約4時間ほどかかりました。
リスボンには見どころは旧市街にコンパクトにまとまっているので、移動もそれほど苦になりません。
今回は路面電車での移動がちょうど良い休憩になりました。