リスボン市内には、レストランやカフェがあちこちにあるため食事には困りません。
しかも、高級店から庶民派の食堂まで選択肢が多いのも嬉しい点です。
今回はリスボン旧市街の一角に佇むレストランというより、街の食堂のようなNova Coisas Boasというお店をご紹介します。
気軽に入れる雰囲気の店先
Nova Coisas Boasの入口は、日本に良くある弁当屋のような感じで、料理の値段や写真がペタペタ貼ってあります。
良い意味で気取っていないので、初めてでも気軽に入れてしまいます。
良い感じの店の雰囲気に安心
知らない街のレストランや食堂に入ると緊張するものですが、Nova Coisas Boasの店内はこじんまりしていて安心できます。
入店したのは朝11時と早かったせいか、お客さんの姿はありませんでした。
ガラスのショーウインドウ―にはミネラルウォーターやジュースが、奥にはお酒が並んでいます。
夜にはバーとしても使えそうです。
席に通されてメニューを見てみたものの、料理の数がかなりあるため、正直何を頼んで良いのか迷いました。
そこで店員さんに勧めれたのがコースメニューです。
Nova Coisas Boasのコースメニューは、ドリンクとメイン、デザートがセットで10.99ユーロとお財布にやさしい価格設定になっています。
EU圏からのお客さんが多いせいでしょうか、メニューは英語、ドイツ語、フランス語の3か国対応になっています。
ポークステーキのコースを頼んでみた
ポークステーキのコースを注文して、まず出てきたのがポルトガル特産のグリーンワインと変なスープです。
グリーンワインは微炭酸のすっきりした飲み心地の白ワインで、ポルトガルのレストランやカフェ、食堂には大体置いてあります。
変なスープは、海藻系のワカメスープのような見た目なのですが、妙にしょっぱく潮汁的な感じでした。
グリーンワインをちびちび飲んでいると、メインが運ばれてきました。
大きな銀皿の上に、ライスとポーク、山盛りのポテトがドカンと乗ったボリューミーな一品です。
一見してポークが堅そうな感じがしたのですが、意外にするするとナイフで切れるので、良い豚肉を使っているなと思いました。
ライスはバターで炒めたもの、ポテトは普通のフライドポテト、どちらも味はGOODでした。
最後のデザートはプリン。
塩辛い系の食事だったので、最後に甘いものをいただくと落ち着きます。
Nova Coisas Boasの場所と行き方
Nova Coisas Boasは、リスボンのど真ん中の立地で、ボリューム的にも価格的にも満足できるので、おススメできるレストランです。
Nova Coisas Boasがあるはリスボンの路面電車28番線が通るコンセイサン通り沿いになります。
コンセイサン通りはレストランやカフェ、ワインショップ、土産物屋などがひしめく賑やかなエリアです。
ランチのあとはデパ地下へGo
ランチを済ませた後は、ポルトガルのローカルお菓子をお土産用に購入しようとエル・コルテ・イングレス というデパートにやってきました。
エル・コルテ・イングレスはポルトガルに1つしかない、ある意味貴重なデパートです。
リスボンのエル・コルテ・イングレスは、銀座や新宿のようなターミナル駅前に立地しているデパートというより、少し郊外にあるショッピングモール型デパートといった感じです。
雰囲気的に近いと思ったのは、東京・二子玉川にある玉川高島屋S・Cです。
エル・コルテ・イングレスは、衣料品から電化製品、DIY商品まで何でも置いてあるのが特徴なのですが、デパ地下・食料品も充実しています。
買い物を済ませて、バルで一杯やろうと地下にあるお店にやって来ました(店名は失念)。
カウンターとテーブル席がありますが、料理がディスプレイされているカウンターに座りました。
目の前にはおいしそうなつまみが置かれています。
注文したは海老とアボカド、生ハムとポテチがセットになったもの、そしてビールはスペインのEstrella Galicia(エストレージャ・ガリシア)にしてみました。
昼間からバルでのんびりビールを楽しむ、、、旅の醍醐味です!
エル・コルテ・イングレスの場所と行き方
地下鉄ブルーラインのサン・セバスティアン駅に直結しています。
まとめ
バルはリスボンの旧市街のあちこちにあるので、ふらっと入ってビールと一品料理だけでハシゴ酒を楽しむこともできます。
これもリスボンがヨーロッパの中でも物価が安いおかげです。
ぜひリスボンを旅される際には、バルと食堂をうまく使いましょう!