イスタンブール観光に欠かせないのが移動手段をどうするかです。
幸いにもイスタンブールは地下鉄とトラムで大半の観光地は移動できます。
今回はトラムと徒歩で2つの世界遺産、ヴァレンス水道橋とスュレイマニエ・ジャーミィを観光します。
イスタンブール観光の味方イスタンブールカード
旧市街と新市街を結ぶトラムT1線は、観光地移動で必ず乗るはずです。
トラムの乗り方は至ってシンプル!
トラムの乗り口にある券売機でジェトンというメダルのような乗車券を買うだけです。
料金は一律4TLと迷うことはありません。
お札か硬貨を入れればジェトンが出て来ます。
もちろんお釣りも出るので問題ありません!
ただ、ほとんどの旅行者はイスタンブールカードを使ってイスタンブール観光をします!
イスタンブールカードはジェトンに比べて割引運賃で乗り物に乗れる、そしていちいちジェトンを買う手間がかからないのがメリットです。
アタテュルク国際空港の地下鉄の乗り場の手前に、イスタンブールカードの自動販売機があるので、そちらで購入しましょう。
アクサライ駅からヴァレンス水道橋へ
トラムのアクサライ駅からヴァレンス水道橋までは徒歩移動になります。
イスタンブールには、巨大モスクがあちこちにあります。
こちらはシェフザーテバシュ・ジャーミィです。
斜め向かいには近代的なビルと大きな噴水が特徴のイスタンブール市庁舎があります。
アクサライ駅から歩くこと10分、ヴァレンス水道橋が見えてきました。
ヴァレンス水道橋は、なんとローマ帝国時代の西暦378年に作られた水道橋!
前後に起伏があるため橋をかけて水道管を通すという、今から考えてもすごいことを1700年以上前にやっていたというのがスゴイです!
ヴァレンス水道橋は現在は使われておらず、残っているのは800メートルほどのようです。
石造りのしっかりしていて、倒壊するように見えません。
ヴァレンス水道橋からスュレイアニエ・ジャーミィへ徒歩移動
イスタンブールの下町をぶらぶらしながら移動します。
プレッツェルの見えるトルコのトーナツパン、スィミット。
硬くなくもちもちした食感で美味しいです。
こちらはオレンジジュースの屋台。
手動ジューサーで、搾りたて新鮮なジュースをいただけます。
1TLと安いですが、小さな紙コップくらいの量です。
スュレイアニエ・ジャーミィに到着
30分ほどぶらぶら歩いていると、スュレイアニエ・ジャーミィに到着しました。
上から見るとかなり大きいようです。
イスタンブールにある世界遺産の入口には、必ずバス停のような縦長の案内板があり、英語とトルコ語で説明書きが書かれています。
スュレイアニエ・ジャーミィに入っていきます。
モスクの入場は基本的に無料です。
入口には広い霊廟があります。
そして神学校もあります。
そしてスュレイアニエ・ジャーミィのドームが見渡せるところまでやってくると、その巨大さがよくわかります。
丘の上にあるスュレイアニエ・ジャーミィから市街地と金角湾、ボスポラス海峡が見渡せます。
ボスポラス海峡の向こうはアジア側です。
スュレイアニエ・ジャーミィのモスク内へ
スュレイアニエ・ジャーミィは、オスマン帝国のスュレイアニエ大帝が1557年に建てたイスタムモスクで、イスタンブールのモスクとしてもっとも有名なブルーモスクより50年ほど古いようです。
中庭にあたる部分も圧巻の広さです。
ドームの入口で靴を脱いでビニール袋に入れて、モスクの中に入ります。
モスクの中はとにかく広い!そして静かです。
訪れたときには礼拝の時間ではなかったせいか、イスラム教徒の人よりも欧米からの観光客の数のほうが多かったように思います。
ほとんどの観光客が、床に座りモスクのドームを見上げていました。
靴を脱いでいるので、観光で疲れた足腰を休ませるためには良さそうですが、長居は失礼にあたるので避けた方が良いようです。
ヴァレンス水道橋とスュレイアニエ・ジャーミィの場所
ヴァレンス水道橋
スュレイアニエ・ジャーミィ
まとめ
ヴァレンス水道橋もスュレイアニエ・ジャーミィも、トラムの駅から徒歩でしかアクセスできませんが、途中の街並みや店も楽しいので、それほど大変でもありません。
スュレイアニエ・ジャーミィは、グランバザールから7~8分ほどなので、ショッピングの前後に訪れるのも良さそうです。