チェンマイからルアンパバーンまでの移動手段と料金、そしてチェンマイからチェンライまでの移動の一部をご紹介します。
チェンマイ~ルアンパバーンの移動は以下の5記事に分かれていますので、陸路で移動を検討されている方は参考にしてください。
- チェンマイ~チャンライの手前までの移動<当記事>
- チェンライのワット・ロンクン訪問
- チェンライから国境の町チエンコーンまでの移動
- チエンコーンからファイサーイへ第4タイ・ラオス友好橋経由での陸路国境超え
- ファイサーイからルアンパバーンまでの移動
チェンマイとルアンパバーンを交通手段の比較
チェンマイからルアンパバーンまで18時間(実際は21時間ですが)、料金は1,390バーツのバスでの移動を今回選択しましたが、他にどのような手段があるかをまずご紹介します。
時間のない方は素直に飛行機で移動するのがベターですが、「それじゃあ面白くない!」という暇人、、、改めてバックパッカーだけが陸路移動を選択します。
チェンマイとルアンパバーンを結ぶパッケージツアーの実態
今回参加したツアーは、宿泊したターペー・バックパッカーズ・ホステル内にある旅行代理店で手配したチケットです。
実態はチェンマイ中のホテルやゲストハウス、旅行代理店を介して販売されているパッケージツアーになり、しかもスピードボート、スローボート、バス利用者をチェンマイからタイとラオスの国境の街であるチエンコーンまでロットゥ(VIPバン)で運び、そこからは別工程に分かれて目的地ルアンパバーンを目指します。
つまりバス移動のパッケージツアーであれば、
実に5回も乗り換えが発生する、実に面倒くさい楽しい行程なのです。
迎えが来なくて焦る
移動の日の朝、ターペー・バックパッカーズ・ホステルで待っているのですが、出発の9:30になっても一向に迎えが来ません。
置き去りにされたのではと心配になり、チケットを購入した窓口にいたタイ人に問い合わせたところ、電話で状況を確認してくれました。
どうやら他の乗客のピックアップに時間がかかっているようで、10:00までには迎えにいけるとのこと。
大人しく待っていると、ちょうど10:00に出迎えのロットゥ(VIPバン)がやってきました。
by TOYOTA MOTOR COMPANY
VIPバンはトヨタ ハイエース コミューター。
公称14人乗りのバンには、運転手1人、乗客11人、最後尾座席は倒してスーツケース置き場しています。
VIPという触れ込みですが、豪華装備があるわけではありません。
チェンライに向けて出発
乗客全員のホテル等でのピックアップが終わり、チェンマイを出発したのが11:00でした。
ツアーはチェンマイから直接タイ国境のチエンコーンまで一直線に向かえる道がないため、チェンマイの北東にあるチェンライを経由します。
チェンマイ市内から少し郊外に出た辺りは、片側3車線のよく整備された道路が続きます。
そのせいか運転手も一般道にもかかわらず100キロという素敵なスピードで飛ばしております。
ですが、チェンマイの市内から離れると、山の中を走るようになります。
急カーブが連続する区間が続く中、制限速度40キロを上回る70キロで飛ばします。
乗客は全て外国人観光客、、、皆一応にスピードについて不安そうでした。
しばらく人里離れた山の中を走った後、名前はわかりませんが町に入りました。
チェンマイを出発して2時間後の13:00、最初の休憩スポットであるドライブインに到着しました。
ドライフルーツが並んでいます。
このパッケージ、、、バンコクでもよく見かけます。
食べ物といってもお菓子や乾きものばかりです。
幸い食堂で1食40バーツのご飯とおかずがセットになった、ぶっ掛け飯を販売していましたが、パンとジュースを事前購入していたため買いませんでした。
まとめ
ロットゥ(VIPバン)での移動は、乗客を詰め込むのでキツキツで辛いとネット上での事前情報は得ていましたが、幸いなことに運転席のすぐ後ろの足元が広いシートに座れたため、辛さはありませんでした。
座る席順は迎えに来る順番で決まる、、、ある意味ロシアンルーレットのようなものです。
運に身を任せるのも良いですが、さすがに大変なので、車酔いする方は助手席に乗せてくれるように他の乗客にお願いするにも有りかもしれません。
次回は、次の休憩スポット、チェンライのオールホワイトの純白寺院ワット・ロンクンをご紹介します。
- チェンマイ~チャンライの手前までの移動<当記事>
- チェンライのワット・ロンクン訪問
- チェンライから国境の町チエンコーンまでの移動
- チエンコーンからファイサーイへ第4タイ・ラオス友好橋経由での陸路国境超え
- ファイサーイからルアンパバーンまでの移動