メークロン線はチン川に橋がかかっていないため、東西に分断されている路線です。
西がメークローン線(メークローン駅~バーンレーム駅)、東がマハーチャイ線(マハーチャイ駅~ウォンウィエンヤイ駅)となっています。
バンコク市内のウォンウィエンヤイ駅からメークロン駅まで列車に行く場合には、途中のチン川を何らかの方法で渡る必要があるのですが、幸いなことに片道3バーツで川を渡れる船が運行されています。
バーンレーム駅から渡し船乗り場へ移動
バーンレーム駅から渡し船の乗り場まで、タクシーで移動、、、といきたいところですが、残念ですが駅前にそのようなものはないため、徒歩で移動するしかありません。
徒歩移動といっても、バーンレーム駅側の船着き場までは歩いて10分もかからない距離ですし、道なりに歩いていけば迷うことはありません。
まずはルートを確認したうえで、スタートします。
バーンレーム駅前から船着き場までの途中は、何の変哲もない生活道路で、見るべきものは特にありません。
バーンレーム駅から10分ほど歩くと、左折して渡し船乗り場へ続く小道があります。
地図では場所はここになりますが、現地を歩いていると気づかず通り過ぎる可能性もあるくらいの脇道です。
小道の入口には『Thanon Thawai』小道の脇に立つ看板と、
小道のちょうど反対側には、バーンレーム駅の方向を示す看板がありますので、目印にしましょう。
渡し船乗り場の小道へ入る
パッと見、渡し船乗り場への入口とは思えない感じです。
うす暗い小道には露店がぽつぽつある程度で、賑わいも感じられません。
ただ、人とバイクの往来がかなりあるため、気にせず先へ進みましょう。
小道の入口から歩くこと2分、ようやく川が見えてきました!
バイクが止まっているところが渡し賃を支払う窓口になりますので、3バーツを支払いましょう。
すでに渡し船にはかなりの人が乗り込んでおり、発車間際のせいか、走って乗り込む人もいます。
時間に余裕があるので、慌てずに次の渡し船を待つことにしました。
渡し船に乗って対岸に向かう
渡し船乗り場の周辺には、たくさんの船が停泊しています。
かなり大型の漁船や、
貨物船など、海上交通の要所になっているようです。
乗るのを見送った渡し船は、川の対岸にある建物に向けて進んでいます。
どうやら、こちらの建物が対岸の渡し船乗り場になっているようです。
乗るのを見送った船が対岸に到着する少し前に、こちらに向けて新たな渡し船が出航しました。
対岸までの所要時間は3分程度です。
対岸から渡し船が到着すると、次々と乗客が降り始めます。
入れ替わる形で人とバイクが渡し船に乗り込みます。
乗船したうち、明らかに観光客なのは当管理人と、写真に映っている大柄の西洋人の2名だけでした。
ローカル度MAXの渡し船です。
バーンレーム駅側の渡し船乗り場を出港して、
3分で対岸に到着!わずかとはいえ、楽しい船旅を体験できました!
マハーチャイ駅まで徒歩で移動する
マハーチャイ駅側の船着き場の建物の中にはレストランが併設されており、ちょうどランチタイムのせいかお客さんでいっぱいでした。
マハーチャイ駅までの案内図のようなものは特に道路上にないため、
船着き場を出て大きな道に出たら、地図上のポイントを左折すると覚えておきましょう。
左折する手前の広場のようなところは、このように緑の日よけが店先にあります。
マハーチャイ駅までの両脇には海産物を扱う店がずらっと並んでいます。
道は車一台が通れる程度ですので、車に気を付けて歩くようにしましょう。
船着き場から歩くこと7分ほどで、左側に小さな脇道が見えます。
奥に目を凝らすと、何かの施設のような建物があります。
近づいていて見ると、目的地のマハーチャイ駅でした。
まとめ
バーンレーム駅からマハーチャイ駅までの所要時間は、最短で20分程度ですが、これは渡し船に待つことなく乗れた場合です。
渡し船は10分1本くらいの割合で頻発していますが、余裕をもって30分程度はかかると考えておきましょう。