パタヤといえばタイを代表するビーチリゾート!と言いたいところですが、どちらかというと歓楽街の陰にビーチが隠れているような状況です。
メインストリートであるビーチロードは、水質がいまいちなため、海で泳ぎたいなら、ナクルアビーチやジョムティエンビーチなどのパタヤの市街地から少し離れた場所、あるいは沖合いの島へ行くのが一般的です。
今回はパタヤの沖合いにあるラン島へ海水浴に行ってきましたので、移動方法などを含めて様子をご紹介します。
ラン島へ行くためのチケットを購入しよう
パタヤからラン島へ行く方法で一般的なのが、フェリーを利用する方法です。
ウォーキングストリートの奥にあるフェリーターミナルから、ピーク時には1時間に1本くらいの割合でフェリーが出ています。
ただ、フェリーターミナルまで直接行ってくれるソンテウはチャーターが基本で、あとはバイタクなどを利用しなければなりません。
そこでぜひ利用してほしいのが、ウォーキングストリートの入口手前にある、ラン島行きフェリーのチケット売り場です。
場所はこの辺りです。
マクドナルドの道路を挟んだ反対側に、
こんな感じの即席チケット販売ブースがあり、フェリーの看板を持った呼び込みのおじさんがいるので、すぐにわかります。
心配な方は、チケットブースの下に「ラン島のサマエビーチ行きフェリー」と英語で書いているので確認しましょう。
フェリーターミナルではなく、ウォーキングストリートの入口のブースで買った方が良いのは、フェリーターミナルまでの送迎を無料でしてくれる点です。
自腹でフェリーターミナルへ行くより安く済みますし、チケットを先に押さられる点でも利用する価値があります。
サマエビーチってどこ?
サマエビーチは、パタヤから見るとラン島の反対側にあるエリアになります。
今回は、パタヤから直接サマエビーチに向かうフェリーのチケットを往復で1人150バーツで購入しました。
フェリーターミナルでフェリーに乗船
ウォーキングストリートの入口手前のチケットブースでフェリーチケットを購入すると、オレンジ色のシールを胸に貼るように言われます。
しばらく待っていると送迎のソンテウがやって来て、フェリーターミナルまで運んでくれます。
フェリーターミナルに着いたら、大型フェリーが停泊している場所まで300メートルほど徒歩で移動します。
フェリーは数隻停泊していますが、胸のシールで客を見分けているようです。
フェリーの座席は自由席ですが、スタッフが前方の空いているところに詰めて座るように誘導してくれます。
それに逆らって、空いている後ろの方に座っている客がいると怒鳴られていたので、素直に従うようにしましょう。
あとライフジャケットの装着は、転覆事故があったため、どのフェリーでも強制です。
たまに紐が切れていたり、見るからに汚い・臭いものもあるため、その場合は交換してもらえるようです。
いろいろサマエビーチに向けて出発
フェリーは甲板に加えて、甲板の下のフロアにも座席があります。
甲板下のフロアはエンジンが間近なため、振動とエンジンオイルの臭いがキツイです。
フェリーは100名くらい乗れる規模のため、揺れはそこまで酷くはありません。
スピードも漁船に比べれば、すっと早いです。
パタヤのフェリーターミナルを出発してから40分ほどで、サマエビーチに到着しました。
サマエビーチは港がないため、プラスチック製の足場を沖合いまで伸ばした先に停泊します。
帰りのフェリーも同じところに停泊するので、出発の15分前には乗船するようにしましょう。
サマエビーチは静かできれいなビーチ
サマエビーチは500メートルくらいある、細長いビーチです。
フェリーを降りてビーチを歩くと、呼び込みの兄ちゃんがデッキチェア利用の営業をかけてきます。
デッキチェアに加えて、オプションでロッカー、シャワー利用もできるのが普通のようで、ビーチの手前だから奥だからという価格差もないようです。
適当なところに落ち着きましょう。
デッキチェアに座ると、「ビーチリゾートにやって来たんだなあ」という開放的な気分になれます。
ビーチが広いため、海も混み合っていません。ゆっくり泳ぐことができます。
ひと泳ぎしたあとは水分補給
「海水浴といえばスイカ」ではなく、ビールですよね!
キンキンに冷えたビールがちゃんと置いてあります。
サマエビーチでは、いちいち店に買い出しに行く必要はなく、場を仕切っているスタッフに頼めば持ってきてくれます。
さらにお食事も注文することができます!
タイ料理をはじめとするメニューも豊富なので、ちゃんとした食事を取ることができます。
喉とお腹を満たすことができたら、潮風を感じながら昼寝をすれば、しばし都会の喧騒を忘れて、ゆっくり休むことができます。
夕方にはパタヤに戻れます
15:00のフェリーに乗れば、16:00にはパタヤのフェリーターミナルへ戻ってこれます。
パタヤの市街地までは、一律50バーツで行ってくれるソンテウがターミナルの建物入口に待機しています。
今回はホテル近くのソイブッカオまでソンテウで送ってもらい、夕方の市場を散策してホテルへ帰りました。
まとめ
サマエビーチ行きのフェリーでの注意点は、行きと帰りの時間が指定されていることです。
おそらくフェリーの定員分のチケット販売のため、乗り遅れたら買い直し、最悪の場合は乗船できない可能性もあるため注意しましょう。