ベトナム 2016年12月ベトナム旅行記

五行山にホイアンとダナンから路線バスで行く方法と観光の見どころを紹介☆2016年12月ベトナム旅行記(14)

五行山にホイアンとダナンから路線バスで行く方法と観光の見どころを紹介

メモ

今回の旅行記は18日間の波乱万丈の行程になっています。全体の行程、利用した航空便、交通機関については、こちらのページにまとめていますので、気になる方はご覧ください。

トラスケ(@lkardtheworld)です。

世界遺産の町ホイアン、日本からの直行便も飛ぶベトナム第3の都市にしてビーチリゾートとしても近年注目されているダナン、その2つの町のちょうど真ん中に、摩訶不思議な霊山である五行山があります。

五行山は「金・木・水・火・土」の名が付けられた大理石(=マーブル)でできた山で構成されており、マーブルマウンテンとも呼ばれています。

霊山というからには、町から離れた辺鄙な場所にありそうな感じですが、この五行山はホイアンとダナンを結ぶ幹線道路沿いにあるため、路線バスで簡単にアクセスできる利便性の良い観光地でもあります。

そこで、現地の路線バスに勇気を出して乗車して、五行山観光に出かけてきました!

五行山(マーブルマウンテン)の場所を確認

まずは五行山と、ホイアンとダナンの位置関係を整理してみます。

五行山

 
五行山はホイアンからも、ダナンからもバスで30分程度の場所にあります。

さらに五行山というからには、「行くのに山道を通る必要があるのでは?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、心配は不要!五行山の周りは平地なので問題ありません。

ホイアンから五行山へ行く方法

ホイアンのバスターミナル

 
ホイアンから五行山に行くためには、ダナン行きのバスに乗って途中下車するだけと簡単!まずはホイアンのバスターミナルへ向かいます。

ホイアンのバスターミナルは、ホイアンの旧市街から2キロほど離れた郊外にあります。ちなみにタクシーなどに乗らなくても十分徒歩で移動できる距離ではありますが、歩いているのは外国人観光客くらいで、地元のベトナム人は停めてあるバイクや自転車で家路につくようです。

五行山にホイアンとダナンから路線バスで行く方法と観光の見どころを紹介

バスターミナルに泊まっているバスの大半は、ホイアンとダナンを結ぶ「01系統」のバスのため、乗り場を探してさまようことはありません。

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ただバスターミナルには、複数台のバスが停まっているため、どのバスに乗れば良いのか最初分からなかったのですが、地元の人が次々乗り込むバスに乗ればOKのようです。

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ベトナム人の生活の足になっているローカルバスの車内はキレイ、、、ではありませんが、汚くてイスに座れないほどではありません。

イスに座って待っていると車掌さんが料金徴収にやって来ます。正式にはバス料金は距離に関係なく一律18,000VND、ただ外国人観光客からは30,000VNDや50,000VND徴収するなんて話を聞きます。

そこで今回は予めポケットに20,000VNDだけを用意しておき、車掌が来たら20,000VNDをさっと渡しました。

一瞬車掌さんの目が「お前は外国人観光客だから料金違うんだよ」的な目で睨まれましたが、ヘッドホンをして気がつかないふりをしていると、諦めたようで他の乗客のもとに向かいました。

結論!ボッタクられないためには、それなりの準備をしていればOK[ちなみに帰りのバス料金も同じように20,000VNDだけでOKでした。

五行山にホイアンとダナンから路線バスで行く方法と観光の見どころを紹介

バスは時間になると発車、途中でかなりの乗客が入れ替わります。そのせいかバスのドアはほぼ開きっぱなし!なんともワイルドなバスです。

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窓の外を眺めていると、平地の中にニョッキと生えたような山が見えてきたら、それが五行山です。

バスの中でバス停の案内など皆無、降りたい人は開いたままのドアの近くに移動して降りるだけ、、、というワイルドな降車になりますので、五行山が間近に迫ったら声を上げて降車を車掌に知らせましょう。

五行山にホイアンとダナンから路線バスで行く方法と観光の見どころを紹介

バス停のすぐ近くに、五行山の入り口を示す看板がありますので、それに従って歩いていけば五行山の入口に辿り着けます(徒歩5分ほど)

ダナンから五行山へ行く方法

ダナンのホイアン行きのバス乗り場

 
ダナンから五行山へ行く場合には、ダナン大聖堂前のホイアン行きのバス停からバスに乗車します。

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ダナン大聖堂はダナンの中心部にあるので、分かりやすい場所がバス停で観光客には助かります。

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バスが来るまで大聖堂見学をしていると、やけに犬が多いことに気が付きました。飼い犬なのか野良犬か不明ですが、怖いので近づかないようにして写真だけ撮りました。

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ホイアン行きのバスは、昼間は頻発しているので安心です。

五行山へ登ってみた

ホイアン、ダナンの両方からバスに乗ってきても、五行山間近のバス停のバスは道路を挟んで同じあたりになります。

五行山のバスのりば

 
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バス停には、バスのイラストと「BUS STOP」の文字、そして「①ホイアン-ダナン」のバス系統が書いてあるので分かりやすいのですが、パット見道路標識にしか見えないので歩いていて気がつきにくいのが難点です。

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バス停を降りて、五行山の中で一番大きなトゥイーソン山へ向かいます。途中の道沿いには大理石の彫刻工房が立ち並んでおり、さまざまな彫刻が展示販売?されています。

お土産に良さそうな小ぶりなものも中にはありますが、ほとんどが持ち帰りするには厳しい大きさのものばかりです。

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トゥイーソン山には入口が2つあり、バス停に近い方の入口は長い階段を登っていく一方、

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奥(=海側)にある入口には、立派なエレベーターが付いています。

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地図で見ると左側の道路がバスルート、真ん中の入口が階段、右側の入口がエレベーターです。足腰に自信がある人以外は素直に登りはエレベーターを利用しましょう。

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入山料は15,000VND、エレベーター利用代は15,000VND(登り・下りそれぞれ)です。チケット売り場ではエレベーター登り・下りがセットになったものが販売されています。

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エレベーターはガラス張りになっていますので、登っていく様子を眺めることができます。

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エレベーターを降りると、どこまでも続く平地に五行山がニョキニョキっと生えているようにあることがわかります。

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早速トゥイーソン山の奥へ向かって探検開始!山の上の切り立った崖をくり抜いて作った通路を進んでいきます。

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洞窟のあちこちには仏像があり、とても厳かな気持ちになれます。

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仏像の真上からは太陽の光が差し込んでいます。

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トゥイーソン山の頂上にあたるのが、その名も「HEAVEN GATE」!行った人にしかわかりませんが、

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切り立った崖の上にたどり着くには相当の覚悟が必要なほどキツいです。

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ただ、そこから見える景色は壮大!南シナ海、遠くホイアンの町も見ることができます。

ハイライトはアメリカ軍の攻撃でできた縦穴跡

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五行山は世界的に有名になったのが、防空壕代わりに使っていた洞窟の頭上に開いた穴です。これはベトナム戦争当時にアメリカ軍の攻撃で開いた穴とのこと。

五行山にホイアンとダナンから路線バスで行く方法と観光の見どころを紹介

洞窟の広さはテニスコートくらいあり、その奥に仏像が鎮座しています。ハイライトスポットらしく、多くの観光客が見学に来ていました。

まとめ

五行山にホイアンとダナンから路線バスで行く方法と観光の見どころを紹介

五行山は基本的に中心であるトゥイーソン山への入山がメイン、観光自体は2時間くらいあれば一通り見て回れるくらいですので、ホイアン、ダナン観光のついでに見学というのが良さそうです。

もし行かれる場合には、エレベーター以外は階段や山道の移動になりますのでサンダルは危険!必ずスニーカーなどの滑りにくく、歩きやすい靴で行くようにしましょう。


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