メモ
成田~仁川はFSCの大韓航空、アシアナ航空、日本航空、ユナイテッド航空、LCCはチェジュ航空、イースター航空、ジンエアー、ティーウェイ航空の8社が凌ぎを削る路線です。
日韓往来の需要はあるもののビジネス客は羽田~金浦がメイン、残る観光客と乗り継ぎ客が成田~仁川のメインになっています。
以前は飛んでいたANA、バニラは早々に撤退し、消耗戦の様相を呈していますが、アシアナ航空は踏ん張って1日4便飛ばしています(日によって1日5便の日もあり)。
ライバルの大韓航空に負けないためというのもありそうですが、便によってはA321、B767-300ER、A330-300、B777-200ERと運用は小型機から大型機までバラバラなので、仁川で遊ばせておくなら近場に投入しようと間合いで飛ばしているのかもしれません。
運命の分かれ道、どちらに進めるか
第1ターミナル南ウイング37番ゲートから本日は搭乗です。
ふと窓の外を見ると、すぐ後に飛び立つ別のアシアナ航空機がスタンバイしていました。
搭乗前の運命の分かれ道、今回はチェックイン時にインボラをいただいていますので、左側の通路を進ませていただきます。
先を歩いているのは、優先搭乗以前にゲートを超えていた方々。あの国の政治の偉い人なのか、財閥のトップなのか、正体は不明ですが、ビジネスクラスの後方側に鎮座されていました。
夢にまで見たビジネスクラス
夢にまで見た、、、というのは大げさですが、久しぶりのアシアナ航空のビジネスクラス利用です。
本日は窓側の1Aをいただいております。
A330-300のビジネスクラスは、2-2-2の標準的な座席構成のライフラットシートです。
このタイプのシートに初めて乗ったのは2008年ですから、そろそろくたびれていてもおかしくありませんが、きちんとメンテナンスされています。
座席のリクライニングは、アームレストにあるボタンで行います。
細かな調整ができる分、ベストポジションを作るのに多少慣れが必要です。
こちらは標準時のポジションです。
背面が後ろに倒れないシェル型になっているため、座面と足元が前に出るようにリクライニングしていきます。
シートを倒しきっても、完全にフルフラットにはなりません。成田~仁川のような短距離、仁川~バンコク・シンガポールのような中距離であれば十分でしょうが、北米やヨーロッパ線になると、ライフラットシートは時代遅れになります。
アシアナ航空ではそのため、新ビジネスクラスシートのビジネス・スマーティウムでフルフラットシートを777-200ERに搭載しており、2017年から導入されるA350-900にも搭載されます。
エンタテイメントシステムやテーブルをチェック
搭乗したA330-300のエンタテイメントシステムは、ワイヤードリモコンとタッチパネルで操作できる仕様になっています。
リモコンはアームレスト内に収納されています。
表面はエンタテイメントシステムの操作、裏側はキーボードとゲーム操作ができるリモコンです。
ビジネスクラスの一番前は液晶モニターが壁に設置されているタイプです。
何か映画でも見ようと思いましたが、離陸後~着陸前の時間にして90分程度で見れる映画はなかったので、マップ表示しか利用しませんでした。
テーブルはご覧のように真ん中のアームレストから引き上げる形になっています。
さすがビジネスクラスだけあって、テーブルが大きいです。
短距離路線のためアメニティはなし、ペラペラのスリッパだけ用意されていました。
あれこれ座席周りをチェックしていると、ウェルカムドリンクが運ばれてきました。
水かオレンジジュースからの二択でしたので、オレンジジュースをいただきます。
濃縮つぶつぶのオレンジジュースのグラスで、旅の門出を祝いました。
まとめ
CAさんに「シャンパンはありませんか?」と聞いていた日本人がいましたが、日韓線のウエルカムドリンクは水かオレンジジュースとなっているとのことでした。
離陸後にシャンパンは浴びるように飲むことができますので、はじめはのどを潤す程度で日韓線は我慢しましょう。
続いて、お待ちかねの機内食編です!