今回搭乗するのは日本への直行便ではなく、北京行きのエアチャイナB737-800です。
小型機であれば、短距離であれば良いものの、中距離で深夜便となると、少し不安になります。
果たしてどのようなフライトだったのか、早速レポートしてみました!
エアチャイナではお馴染みの遅延発生
独特の空間デザインが光るスワンナプーム国際空港は、夜になると最小限の明かりしか点いていないため、寂しい雰囲気となっています。
そんな空港のコンコースFを歩いて、CA980の搭乗ゲートに向かいます。
今回の搭乗ゲートはE6、出発は1:00発となっています。
搭乗時刻が0:20に設定されていたため、搭乗ゲートにやってきたのですが、まだ搭乗は始まっていませんでした。
上の通路から搭乗ゲートを見てみると、パイロットらしき3人が話し中のようでした。
天候不良や機体トラブルでもあるのではないかと、一瞬不安になりましたが、直後に聞こえてきたアナウンスによると、出発準備に時間がかかっているとか。
後で調べてみると到着自体が0:10だったらしいので、定刻1:00も出発は無理そうです。
搭乗ゲート側のソファーは、かの国の皆様で騒々しいので、通路にあるソファーでしばらくゴロ寝して待つことにします。
ゴロ寝して待つこと50分、1:10を過ぎたあたりで搭乗開始のアナウンスがありました。
ビジネスクラス、スターアライアンスゴールドメンバーからの優先搭乗の案内がありましたので、ありがたく先に搭乗させていただきます。
ただ、機内の乗り込む前で10分間も待たされてしまったので、優先搭乗開始の案内は考えてしてほしいものです。
エアチャイナのB737-800はモニターなし
往路の北京~バンコクがB737-800でしたので、予想していたことでしたが、復路も同じくモニターなしの機材でした。
中国人利用者が大半かと思っていましたが、意外にも西洋人が3割くらい乗っていました。
北京から乗り継いで北米やヨーロッパ方面に向かうのでしょう。
シートには予めクッションが置かれており、希望者のみ後ほどCAさんから毛布をもらえる仕組みになっています。
シート間隔はLCCではないので、多少の余裕はあります。
シートの座り後心地もいたって普通、シートモニターがないので、国内線に乗っている感覚になります。
飛行中に何かあっては困るので、しっかりと安全のしおりはチェックしましょう。
特におもしろいイラスト入りなども使われておらず、質実剛健なしおりです。
機内Wi-Fiサービスが3,000メートル以上の高度になると提供されるようです。
ただ、エアチャイナはスマートフォンは常時電源オフ(機内モード不可)ですので、利用できるのはタブレットやパソコンのみとなります。
スマートフォンで動画を楽しんでいると、ものすごい剣幕で電源を切れと注意を受けますので、注意しましょう。
お待ちかねの機内食は離陸後40分後から提供される
スワンナプーム国際空港を離陸したのは、定刻の1:00から1時間遅れの2:00過ぎ、そして機内食の提供が始まったのが2:40からでした。
軽い食事だと良いなと思っていたところ、運ばれたきたのは普通の量の機内食でした!
バンコク積み込みらしく、フルーツと生野菜サラダは安心して食べることができました。
問題のメインはチャーハンか麺の二択でしたが、チャーハンを選択しました。
ミックスベジタブルにチキンが入ったカレー風チャーハンですが、夜中に食べられるはずはなく、一口食べただけで残しました。
機内食タイムが終わると、おやすみタイムになります。
しばらく目を閉じていると眠っていたらしく、窓からの太陽で目が覚めました。
ただ眠れたのは1時間余りと、熟睡はできませんでした。
出発が1時間遅れたわりには、到着は定刻通り6:30という正確さ!
バンコク~北京の飛行時間が4時間30分ですが、スピードを上げれば3時間30分くらいで飛べるのでしょう。
残念ながら搭乗ゲートではなく、ターミナルに近い駐機場に着きました。
北京とは思えないようなきれいな青空でしたので、安心して朝の外の空気を吸いつつ、ターミナルへバスで移動します。
まとめ
早朝に北京に到着して、午前中に北京から日本各地へ向かうエアチャイナ便が多数設定されていますが、そこで気になるのが乗り継ぎのタイミングです!
到着便が集中する早朝は乗り継ぎゲートが長蛇の列になるため、余裕を持った時間の便を確保するほうが良いでしょう。
詳しい乗り継ぎは、北京首都国際空港ターミナル3での国際線乗り継ぎガイドを参考にしてください。