いよいよ北京首都国際空港からバンコク・スワンナプーム国際空港まで、エアチャイナB737-800で向かいます。
以前は北京からバンコクまでエアチャイナ2便を飛ばしていましたが、2016年夏ダイヤでは1便に減便となっています。
しかも首都間を結ぶ路線で需要がありそうですが、B737-800という小型機での往復に終始しています。
それほど利用者いないのか、サービス面はどうなのか、早速レポートしていきます!
エアチャイナビジネスクラスラウンジからE01搭乗ゲートまでは遠過ぎる
乗り継ぎの都合で30分しか滞在できなかった、エアチャイナビジネスクラスラウンジをあとにして、バンコク行きの便が待つE01ゲートへ移動します。
マップで位置を確認すると、青で塗られた中央部にエアチャイナのファーストクラス、ビジネスクラスラウンジがあります。
1つのゲートごとに1分ずつ時間かかる旨が書かれているため、左端のE01ゲートまで10分はかかる計算になります。
E01ゲートに向かう途中の各ゲートは、出発便のピークではないせいか、ゲート前に飛行機も乗客もおらず閑散としています。
以前あったカフェや、写真の4D体験劇場のような鳴り物入りで開業時に作ったものが、次々封鎖されています。
日本ではお目にかかれない、エアチャイナのB747-8が出発準備中でした。
こちらは日本で見かけなくなって久しいエミレーツ航空のA380です。
いつに日か、成田へ復活投入してほしいものです。
北京首都国際空港は新しくて、中国の割にはきれいな状態が保たれています。
ただ、あまりの広さにターミナル内の移動に苦痛を伴います。
広大なスペースを埋めるようにキッズコナーも設けられていますが、遊んでいる子どもは皆無です。
エアチャイナビジネスクラスラウンジから歩くこと13分で、端っこのE01ゲートに到着しました。
E01ゲートのさらに奥には、第3ターミナルの国内線用の搭乗塔が見えます。
E01ゲートはE02ゲートと施設を供用しており、ブリッジ手前でそれぞれ分かれるようになっています。
エアチャイナB737-800に搭乗
エアチャイナは、成田、羽田、関西、中部の他に、福岡、新千歳、仙台、広島、那覇に乗り入れています。
主体となっているのは、短通路の小型機であるA321,A320,B737-800であり、大型機のA330-300,A330-200、B777などは珍しいほうです。
そうなると2,3時間の飛行ならまだしも、4時間以上の国際線で飛ばすには心もとないB737-800の快適性は気になるところです。
エアチャイナのB737-800は、当たり前の3-3配列で、肉厚シート仕様になっています。
一方、足元は意外に広めで、LCCのような窮屈感は一切ありません。
残念ながらシートテレビ、機内エンタテイメントシステムは搭載されていないため、本を持ち込むか、いっそのこと寝るなど、予め機内でどう過ごすか考えて乗り込むようにしましょう。
安全のしおりも一応チェックしておきます。
イラスト中心で読みやすく、まったく問題ありません。
飛行機は定刻の19:45にゲートを離れて、一路滑走路に向かいます。
ドリンクサービススタート
離陸まで30分ほど待たされましたが、無事に飛び発ってくれました。
離陸して1時間ほど経って、ようやくドリンクサービスがスタートしました。
いただいたのはエアチャイナといえばコレ!と言われるほど定番の燕京(ヤンジン)ビールです。
スッキリした喉ごしなので、じゃんじゃん飲めてしまえます。
そして暇つぶしのお供は、何千冊単位で本を待ち歩けるKindleです。
充電して1週間くらいは持ちますし、バックライトが付いているので、暗い機内での読書も問題ありません。
お待ちかねの機内食はこちら!早速アルミホイールを取ります。
前菜のサラダ、カットフルーツ、温かいパン、そしてメインはご飯と海鮮炒めです。
サラダはサウザンアイランドドレッシングをかけていただきます。
メインの海鮮炒めの具はイカを中心に、ニンジン、ズッキーニ、タケノコです。
味はそこそこで美味しいのですが、前便での機内食、ラウンジでの食事と胃が限界を迎えているため、味見程度で済ませました。
定刻通りにバンコク・スワンナプーム国際空港に到着
北京首都国際空港で30分の離陸待ちで遅れて離陸したにもかかわらず、バンコクには定刻の23:45より早く23:30に到着しました。
どうも飛行時間を含めて、遅延することが前提で余裕を持った運用になっているようです。
細長い通路を進んで、入国審査を抜けて、荷物をピックアップします。
荷物が出てくるまでの間に必要最低限の両替だけ済ませておきます。
税関手前の荷物受取エリアの両替店は、明らかにレートが悪いため、タクシー代とホテルデポジットのために5000円程度の両替にしておくのが無難です。
税関を抜けて到着エリアに出ると、現地SIMの調達を行います。
タイの大手キャリアAIS,DATC,true moveの3社の売り場がありますが、どの会社も短期滞在に十分な、7日間で1.5GBまで高速回線でインターネットができるSIMが299バーツで販売しています。
今回はtrue moveでSIMを調達しました。
深夜でエアポートリンクは動いていないため、タクシーでバンコク市内まで移動します。
タクシーチケットマシンで乗るタクシー番号を確認して、停車しているタクシーまで移動します。
アソークまで高速に乗らずに260バーツで移動することができました。
まとめ
エアチャイナのB737-800には初搭乗でしたが、シートテレビやエンタテイメントシステムがない以外は、特に不満のないフライトでした。
ラッキーなことに遅延なく定刻の23:45より15分早くバンコクまでたどり着けましたが、日によっては1時間、2時間遅れがよくあるため、覚悟して利用する必要があります。
ただ、直行便より時期によっては2万円以上も安く、LCCと大差ない格安でチケットが手に入りますので、メリットとデメリットを考慮したうえで、エアチャイナを利用されてはいかがでしょうか!