東南アジアの巨大空港のうち、バンコクのスワンナプーム国際空港はスターアライアンス加盟のタイ国際航空の牙城であり、国際線では5つのラウンジを設けています。
そんな中、シンガポール航空と共に、スターアライアンス加盟のエバー航空もスワンナプーム国際空港に独自のラウンジを設けています。
以前、午前出発便利用の際にエバー航空ラウンジを利用しましたが、今回は深夜便出発時に利用して、混み具合やフードやドリンクに差があるのかをチェックしてみました。
エバーラウンジの入室資格
スワンナプーム国際空港のコンコースFに、エバーラウンジはあります。
ラウンジに入室したのは23時30分過ぎで、深夜便の出発が続いている時間帯です。
ちょうど真向いには、スカイチームの指定ラウンジになっているエールフランス-KLMのラウンジがあります。
エバーラウンジの入室資格は、エバー航空のビジネスクラス搭乗者、アメリカン・エキスプレス・エバー航空プラチナカード/ゴールドカードホルダー(利用はエバー航空搭乗時のみ)、スターアライアンスGOLDホルダーとなります。
そして提携航空会社のビジネスクラス搭乗者も、ラウンジインビテーションがチェックイン時にもらえていれば、エバーラウンジを利用できます。
ラウンジ営業間近のフード類は悲惨
早速フードコーナーをチェックしていきます。
点心は全部で6種類がラインナップされています。
まずは饅頭。
そして焼売です。
ただ、この後補充されることはなかったので、これが最後の焼売でした。
饅頭や焼売に続いて、ステンレス製のチェーフィングディッシュを開けてみると!そこには小皿に盛られたチャーハンが置いてありました。
本来であれば、お湯を張った上にチャーハンがステンレス製の皿に盛られているはずなのですが、ラウンジの営業終了まで1時間を切っていたので、このような形の提供になっているようでした。
野菜と肉団子のスープは、まだまだ残っているので、そのままステンレスの大きなボウルで提供されていました。
かなり悲惨だと思ったのが、こちらのホットフード系です。
残り一切れになったピザ。
6切れしかないソーセージ。
世界の山ちゃん的な感じの鶏の手羽先、、、どれも残りわずかといった感じでした。
意外に不人気なのか、パイナップルピザだけは残っていました。
サンドイッチは需要があるのか、営業時間終了ギリギリまで補充されていました。
スイーツ系はカップケーキだけが残っていました。
作り置きできないフード類とは違いドリンクやアイスクリームは充実
ラウンジ内で作っているホットフード類は、翌朝出すわけにはいかないため、営業終了間際の補充は制限されますが、冷蔵庫に入れておけば良いドリンク類等は、営業終了間際でも十分な量が用意されているので安心です。
ソフトドリンクとミネラルウォーター、そして缶ビールが用意されています。
ちなみにビールは、ハイネケンがビアサーバー形式で別なエリアで提供されています。
アイスクリームも営業時間間際でも、十分な量が用意されています。
カップアイスだけではなく、アイスバーがあるので、手軽に食べることができます。
残り少ないフードをかき集めて、エバーラウンジでいただいのが、野菜と肉団子のスープと焼売でした。
ドリンクはハイネケンをセレクトしました。
そしてマンゴジュースとチョコレートアイスをいただき、
最後の締めがアイスバーでフィニッシュとしました。
夜エバーラウンジ内を撮ると、派手な青いイルミネーションが浮かび上がるバーの見えますが、実際の照明はもう少し明るいです。
まとめ
エバーラウンジの営業時間は、エバー航空の出発便に合わせて変更になり、利用した日は24:30が営業終了だったため、フードの補充がそれほど行われなかったのかもしれません。
営業時間終了間際でなければ、スワンナプーム国際空港にあるスターアライアンス系ラウンジの中では、最もフード・ドリンクが充実したラウンジです(ビジネスクラスラウンジとしては)。