プライオリティパスで入れるラウンジとしてお馴染みのCIPラウンジ(正式名称はLouis' Tavern CIP First Class Lounge)は、スワンナプーム国際空港に6か所設置されています。
その中でも一番の広さを誇るのがコンコースGにあるラウンジです。
プライオリティパスがない場合でも、お金を払えば利用できるCIPラウンジ(コンコースG)を今回ご紹介します。
CIPラウンジとは?
そもそもCIPラウンジって何?という方のため、CIPラウンジあるあるをまとめてみました。
スワンナプーム国際空港にあるCIPラウンジは、コンコースA、コンコースC、コンコースFに1ヵ所ずつ、コンコースDに2ヵ所、コンコースGに3ヵ所の計8か所です。
どのラウンジにも、プライオリティパスがあれば入り放題というわけです。
ちなみに、コンコースEにあるオマーン航空ファースト&ビジネスラウンジ、コンコースFにあるエールフランス-KLMラウンジにもプライオリティパスがあれば入ることができます。
さて、CIPラウンジを運営しているのはミラクルグループという企業グループで、CIPラウンジの他に、スワンナプーム国際空港の制限区域内にトランジット専用のミラクルトランジットホテル、空港近くにミラクルスワンナプームエアポートホテル、ドンムアン空港近くにミラクルグランドコンベンションホテル、さらにフライトアテンダントを育成するMFAAも手掛けています。
コンコースGのラウンジは全部で3か所ある
コンコースE/F/Gの交点からコンコースGへ向けて歩いていくと、まず手前に狭めのCIPラウンジがあります。
今回訪問した広々としたCIPラウンジ、さらに奥にある2階建て構成になっているラウンジです。
航空会社のラウンジは通常は外から中が見えないようになっている場合が多いのですが、CIPラウンジ(コンコースG)は外から丸見えとなっています。
入口でプライオリティパス、あるいはビジネスクラス利用の際にチェックインカウンターでもらえるインビテーションカードを手渡して入場します。
入ったのは23時過ぎ、ソファーのあるエリアは照明が落とされていて、うす暗いという感じです。
ソファーは7割くらい埋まっている感じです。
入口近くに、上のフロアに行くためのエスカレーターがあります。
23時過ぎ時点では上のフロアは閉鎖されていたようで、残念ながら見学することはできませんでした。
ラウンジのフード類をチェック
ラウンジの一番のお楽しみと言えば食事!
果たしてCIPラウンジ(コンコースG)のラインナップはどのようになっているのか、ご紹介します。
まずは軽く食事をしたい方のための軽食コーナーから見ていきましょう。
サンドイッチが2種類、バターケーキ、フルーツ(スイカ・パイナップル)が並んでいます。
温かい軽食のコーナーには、スピナッチパイ、チキンハムパイ、
そしてレーズン入りのスネイルロールパン、ソーセージロールパンが用意されています。
西洋人の利用を意識しているのか、パン類が意外に充実しています。
続いてスープ類をチェックしていきます。
まずはベジタブルスープ、
そしてマッシュルームクリームスープの2種類が用意されています。
こちらも意外に充実しています。
ただ、メインディッシュになり得るものの品揃えになると、スパゲッティとチキンミートソース、
エビと照り焼き風味のご飯の2種類しかありませんでした。
利用した23時という時間帯が悪く、もっと早い時間帯にはメインが充実しているのかもしれません。
デザートは、チョコレートロールケーキ、そしてチキンパイが用意されています。
チキンパイは置き場所自体が微妙ですが、チョコレートロールケーキがあるだけマシです。
ただ、CIPラウンジ(コンコースG)には、すごいデザートが用意されています!
それがコチラ!自動ホットケーキ製造マシンです!
きちんと『MAKE YOUR OWN PANCAKES』と書かれています!
作り方も簡単で60秒待つだけと書かれいるので、早速作ってみることにします!
やることはシンプル!写真のOKボタンを押して、ディスプレイの表示が『S』から『E』になるのを待つだけ!
60秒後にはベルトコンベヤーに乗って作られたホットケーキがマシンから出てきます。
何ともハイテクなデザート製造マシン!日本の航空会社のラウンジのも置いてもらいたいものです。
ラウンジのドリンク類をチェック
フードと共に欠かせないのがドリンク類です!
早速品揃えのほうをチェックしていきましょう!
大きな冷蔵庫の中に、白ワインをはじめとして、缶ビール、ミネラルウォーター、缶ジュースが置いてあります。
CIPラウンジ(コンコースG)には、ハイネケン、LEO、ビアシン、ビアチャンの4つが置いてあるという、なかなかの充実ぶりです。
その他ソフトドリンクはコカ・コーラ、ファンタ、スプライト、シュウェップスが置いてあります。
生ジュース系は冷蔵庫とは別のところにあり、アップル、グアバ、オレンジジュースというラインナップになっています。
コーヒー類はネスカフェのエスプレッソマシン、サーバーで提供されています。
リカーコーナーには、赤ワインをはじめ、ウイスキー、ジン、ウォッカ、カンパリなどが揃っています。
まずますぼ充実ぶりですが、残念ながらスパークリングワインやシャンパンは置いてありません。
さんざん写真を撮りまくった割に食べたものは、試してに作ってみたホットケーキとビールだけでした。
ホットケーキはメイプルシロップをたっぷりかけて食べましたが、なかなかの味でした!
CIPラウンジ(コンコースG)にはビジネスコーナーも設置されています。
PC等でメールチェックなどを仕事をされる場合には、暗いソファーコーナーよりも、ビジネスコーナー利用をおすすめします
ちなみに備え付けのPCはLenovo製で統一されていました。
まとめ
スワンナプーム国際空港にある各CIPラウンジのサービス内容、フードやドリンクはほとんど大差はないものの、コンコースGのラウンジは他と比べて広々している点が違います。
コンコースE/F/Gで出発される方は、コンコースFの狭いCIPラウンジよりも、広いコンコースGのラウンジを利用されることをおすすめします。