『#知らなかったANA ~サービス体験会~』と銘打ったイベントが、東京ミッドタウンで2016年11月10日~13日まで開催されました。
内容は、国際線のシート体験、機内食の試食などがメインで、2016年度中に導入予定のA320neoのシートも展示されていました。
そう広くないスペースに、ANAのプロダクトがぎっしり詰め込まれたイベントの様子をご紹介します。
ビジネスクラスの紹介ブース
ANAは、2009年11月に"Inspiration of Japan"というプロダクト・サービスブランドを展開をスタートし、翌年2010年2月にB777-300ERで登場したのがANA BUSINESS STAGGEREDです。
お目見えしてから時間が経過していますが、少しずつ改善されてB787-8、B787-9にも搭載されています。
ANA BUSINESS STAGGEREDの紹介と共に、ビジネスクラスの地上サービスもパネルで紹介されていました。
2016年11月時点で、成田空港のANA LOUNGEでのみ提供されている「シェフサービス」は、2016年12月から羽田空港でも提供されるようです。
できればラウンジが営業している全時間帯で、「シェフサービス」を提供していただきたいです。
憧れのANA BUSINESS STAGGERED!
管理人はANA BUSINESS STAGGEREDには一度も乗ったことがないので、いつかは乗りたいですね。
ビジネスクラスで提供している、ニールズヤードのビーラブリーハンドクリーム、ホワイトティフェイシャルミスト、シアナッツ&オレンジ オーガニックリップフォーミュラなどのアメニティも紹介されていました。
プレミアムエコノミーの紹介ブース
ビジネスクラスと比べると地味ですが、プレミアムエコノミーのシート展示も行われていました。
ラウンジ利用ができる点、ビジネスクラスのスパークリングワイン、デザートもエコノミークラスの機内食にプラスして提供される旨が紹介されていました。
普通の旅行でプレミアムエコノミーに有償で乗る方はまれかもしれませんが、ANAの上級会員のアップグレードとして乗れるなら大歓迎です。
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スター・ウォーズキャラクターの特別塗装機も展示
「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」出演のハリウッドスターが直々にサインした、スター・ウォーズキャラクターの特別塗装機のモデルが堂々展示されていました。
ロンドンへのチャーターフライトの際に、サインは書いてもらったようです。
現在3機飛んでいる特別仕様機の投入路線の案内もありました。
クイズラリーに参加してANAの機内食を試食しよう
イベントの目玉が、ビジネスクラスの機内食を試食できるクイズラリーです!
前菜・アミューズは、スモークサーモンと胡瓜のロール、デザートは、ミルクチョコレートとマンダリンオレンジのムースです。
どちらか1つを選ぶことができます。
茅乃舎の野菜だしスープは、もれなく飲むことができます。
クイズの質問は、会場に展示されるパネルに書かれている内容についてで、このブログを見るような方であれば、わざわざパネルを見に行く必要もないほどの簡単なものばかりです。
管理人が選んだのは、ミルクチョコレートとマンダリンオレンジのムースです。
熱々の茅乃舎の野菜だしスープも付いていました。
ミルクチョコレートとマンダリンオレンジのムースは、一口食べただけでビジネスクラスに乗っているような?リッチな気分なれるデザートでした。
イベント奥のスペースで試食することができます。
食べられないけど写真に撮りたくなる機内食の展示コーナー
試食スペースの横では、ANAのエコノミークラス、ビジネスクラス、ファーストクラスの機内食が展示されていました。
登場しなければ撮影できないものが、いろいろと並んでいました。
まずは、欧米路線で提供されている洋食、メインは『タンドリーチキン風のサフランライス添え』です。
ホノルル路線で提供されている洋食、メインは『スペアリブに埼玉県産のインカのめざめのフライを添えて』です。
中距離路線(バンコク・シンガポール・ジャカルタ・クアラルンプール)のビジネスクラスで提供されている和食、メインは『きりたんぽ 比内地鶏』です。
ヨーロッパ路線の洋食、メインは『いとより鯛のソテー、ディル入りカレーの香るクリームソースとつま芋のピューレを添えて』です。
ヨーロッパ路線のビジネスクラスの洋食、メインは『牛フィレ肉のステーキ 秋田県にかほ市産いちじくのローストとポテトのグラタン添え』です。
欧米路線の和食、メインは『銀鰈味噌 幽庵焼き』です。
欧米・シンガポール路線のファーストクラスの洋食、メインは『秋田牛フィレ肉のグリル、巨峰のコンポートにトリュフ一のインカのめざめのマッシュとともに』です。
まとめ
紹介した以外に、2016年度に就航するA320neoのシート展示もありました。
ファーストクラス、ビジネスクラスのシート体験は長蛇の列だったため、写真を撮影するくらいでしたが、その他の体験・見学はじっくり行うことができました。
機内食の展示では、実際のシェフが料理についていろいろと教えてくれる等、飛行機オタクだけではなく、一般の方にとっても貴重な体験会だったと思います。
フルサービスキャリア(FSC)は、ローコストキャリア(LCC)の台頭で、シートや機内食などのサービスでいかに差別化、そして顧客に訴求するかが、生き残るカギになります。
ぜひANAには、今後も路線網拡大と共に、サービスレベル向上を頑張っていただきたいものです。