ニューヨーク・タイムズの「世界で一番行きたい国」第1位にも選ばれてたという、世界遺産の町ルアンパバーン。
今回は先を急ぐため、、、1日だけの滞在となってしまいました。
前日の早朝にチェンマイから到着して丸1日観光できたので良いですが、移動が続くと疲れます。
しかも、それがまた長距離バスでの移動となると、、、大変です!
今回は、ルアンパバーンから国境を越えてタイの小さな町ルーイまで、国際直通バスで移動します!
ルーイってどこ?
そもそもルーイという町自体が、日本人の中ではかなりマイナー、、、です。
ルーイはタイの東北部の町で、ラオス国境から30キロくらいのところにあります。
ルアンパバーンからタイに抜けるメインルートは、ビエンチャン~ノーンカーイを経由するルートですが、ルアンパバーンからビエンチャン(正確にはルアンパバーンからバンビエン間)までの道路事情が悪いため、大変な旅だった様子があちこちのブログで散見できます。
苦労してチェンマイからルアンパバーンで移動したのに、「またしても悪路の陸路移動は勘弁、、」と思っていた矢先、ルアンパバーンからルーイに抜けるルートがあることを発見したのです。
チケットの方は出発の前日に、ゲストハウス経由で手配してもらいました。
バスターミナルで買うのに比べて値段は少し高いですが、バスターミナルへ買いに行く手間が省け、おまけにバスターミナルまでの送迎付きなので、かえってお得です。
ルアンパバーン南バスターミナルへ移動
ゲストハウスに軽トラを改造した、トゥクトゥクが迎えに来てくれ出発です。
ルアンパバーンは北と南のバスターミナルがあり、ルアンパバーンから南へ向かうバスは南バスターミナルに集約されています。
ルアンパバーンの中心部から10分ほど走って南バスターミナルに到着しました。
早速窓口でバス予約票をチケットに変更します。
国際バスのため、パスポートと一緒にバス予約票を手渡し、チケットを入手できました。
ミミズのような字で座席番号や出発時刻が書かれています。
しばらくするとルーイ行きのバスがやってきました。
タイでよく見かけるタイプの車両だと思っていると、ハンドルが右!
つまりタイのバス会社が運行する路線だということです。
大型バスの他にもミニバンタイプのバス、トヨタハイエースが大活躍しています。
日本人として誇らしくなる瞬間です。
物売りのおばさんが籠を片手にバスターミナルに集まってきます。
弁当や果物を売っていましたが、今回バスにはドリンクとおやつ、そしてランチが付いているので、敢えて購入しませんでした。
ルアンパバーン発ルーイ行きのバスに乗り込む
バス車内はタイのVIPバスだけあって清潔です。
運転席と乗客が乗るスペースの間に扉もあります。
扉に貼ってあるお方は、タイの高僧だそうです(タイ人情報)。
シートは2-2の標準的にレイアウトですが、足元も十分広いので、10時間くらいまで耐えられそうです。
席で寛いでいると、車掌さんがおやつを配り始めました。
ビニール袋にぎっしりと、あれこれ入っています。
まずはペットボトルの水。
お隣にはパック入りの甘いオレンジジュース。
そしてディライトチョコクッキーです。
なぜか日本語で「チョコレートクッキー」とありますが、日本語が書いてあると品質が良い、カッコイイということでパッケージに書いてあるのでしょう。
タイ人も「これは日本語かな」というのは、話せない人でもわかるらしいです。
ルーイに向けて出発
8:00の出発時刻から5分遅れて、ルアンパバーン南バスターミナルを出発しました。
変わり映えのしない風景をバスは揺れることなく走ります。
ルアンパバーン近郊は道路が整備されているので安心です。
道路には民家が点在し、
畑もあちこちにあります。
そしてルアンパバーンから40分ほど走ったところで、ビエンチャンとルーイ方向に分かれる交差点にたどり着きました。
ビエンチャンまで375キロ、、、ここからバンビエンまでが結構なくねくね道で大変ですが、ルーイ方向は快適な全線舗装路です。
まとめ
ルーイまでの道のりが長いため、2回に分けて行程をお届けします。
次回はバス休憩の様子やランチ、国境超えなどをご紹介します!