タリンチャン水上マーケットから出発したボートツアーは、最初の寄港地であるクローン・ラート・マヨム水上マーケットを出発しえ、次なる水上マーケット向けて出発しました。
この日の気温は35℃を優に超えていますが、ボートは風を受けて進むのでそれほど暑くありません。
ボート同士がギリギリのすれ違えるような小さな運河に入るとスピードダウンするので、のんびりしたタイの風景を楽しむことができます。
これが大都会バンコクから20キロくらい離れた場所というから驚きです。
ワット・サパーン水上マーケットに到着
クローン・ラート・マヨム水上マーケットから30分ほどで、次の寄港地ワット・サパーン水上マーケットに到着しました。
早速上陸します。
クローン・ラート・マヨム水上マーケットとすると小さ目、ざっと見ても5分で見学できるくらいです。
滞在時間は30分でも長いくらい、かなり退屈しました。
時間は土曜の12時ですが、人出もまばらです。
ワット・サパーンはその名のとおり、お寺にある水上マーケットです。
立派なお寺に水上マーケットが併設されている感じです。
参拝するのは地元の人が大半です。
ちょうどお昼ということで、ここワット・サパーン水上マーケットでランチでもと思いましたが、心惹かれる店もないのでスイカジュースで我慢しました。
ワット・サパーン水上マーケットへの行き方
わざわざ時間をかけて行くほどの水上マーケットではありませんが、念のため場所をご紹介。
アクセス手段は、運河が入り組んだ中にあるので、観光客はボートツアーに参加するか、タクシーの2択です。
出発地タリンチャン水上マーケットに向けて出発
30分の滞在を終えて、ワット・サパーン水上マーケットを出発して、出発地のタリンチャン水上マーケットに戻るようです。
運河の上はコンクリート製の橋があちこちに設置されています。
通れるのは人と自転車、バイクくらいで、自動車はかなり遠回りして大きな橋を通ることになるようです。
運河沿いにはモダンな家もある一方で、
どうみても廃墟も点在していています。
そもそも運河の水の上に立っている家は、土地代や固定資産税のようなものがかかっているのか、下水はどうなっているのか気になります。
ロングボートの原動力となるエンジンは、普通の自動車用というより、トラックやバスに積まれているのと同じような大型エンジン。
おそらく本気を出せば80キロくらいは出せそうな感じです。
タンブンが大好きなタイ人
しばらく進むとリバーサイドレストランのようなところにボートが着きました。
ここで上陸して休憩するかと思っていましたが、
どうやらナマズへの餌付け、という名のタンブン(お布施)をするために停泊したようです。
レストランからおじさんが出てきて、ナマズ用の食パンを売り始めます。
乗っているタイ人が次々食パンを買っては、運河に投げ込む、投げ込む。
日本人感覚だと池の鯉に餌をあげているような感じなのでしょうか。
ナマズ餌やりスポットを離れると、途中竹筒にもち米と小豆を入れて焼いたお菓子、カオラムを売る露店に立ち寄りました。
食パンを売るレストランにカオラム屋、、、どうもボートツアーと提携しているようです。
破格の100バーツのツアーなので、まったく問題なしですが、よく考えられたシステムです。
3時間のボートツアーも間もなく終了
10時前に出発してから早3時間、見慣れた建物タリンチャン水上マーケットがが見えてきました。
少しだけ通り過ぎた辺りで方向転換します。
左側に見えるのはタイ国鉄の線路。
1日数便しかないので、線路というより、人が往来する道路と化しています。
マーケットに横付けされたボートでは魚や鶏肉を焼いているので、良い匂いが漂ってきます。
最初はボートツアーは長くて退屈かと思っていましたが、あっという間に終了。
ボート降りる前には全員から拍手が起きるくらいでした。
まとめ
2か所の水上マーケット、ナマズ餌やり場、カオラム売り場の計4か所に立ち寄る3時間のボートツアーでした。
今回は10時前に出発するボートツア―でしたが、他にも目的地やコースが違うボートツアーが複数あるようです。
100バーツ払って参加する価値は十分あると思うので、高額な現地発ツアーは嫌だという方は、ぜひ参加してみてください。
この後はお待ちかねの水上マーケットでのランチです!