メモ
⇛新しいシルバークリスラウンジの情報はこちらをご覧ください
スワンナプーム国際空港には、本拠地にしているタイ国際航空が当然のように気合を入れたラウンジを運営しているはず、、、なのですが、それはファーストクラス利用者だけが入室を許されているコンコースDにあるファーストラウンジくらいで、他のロイヤルシルクラウンジはイマイチな感じが漂っています。
スワンナプーム国際空港でも、ライバルの航空会社のラウンジリニューアルが相次いでおり、キャセイパシフィック航空、JALなど最新のプロダクトを導入したラウンジをオープンさせています。
もう少しタイ国際航空には頑張ってほしいものですが、、、目も舌も肥えたスターアライアンスゴールドメンバー(という名のラウンジ乞〇)は、エバー航空のEVAラウンジ、そして今回紹介するシンガポール航空のシルバークリスラウンジへ集まっているようにも思えます。
そんなシルバークリスラウンジに、オープン早々の6時30分に乗り込んで、、、ではなく入室してみました!
前回レポートしたロイヤルシルクラウンジと見比べていただきつつ、利用した方をどうぞご利用ください。
サロンケバヤに導かれるままラウンジへ
シンガポール航空といえば、思い浮かべるのがサロンケバヤ!スタイルをキープしないと着ることができないなど、CAになりたい方にとっては、憧れの制服なのだそうです。
そんなサロンケバヤのお姉さまに導き枯れるように、コンコースCのロイヤルシルクラウンジからコンコースAのシルバークリスラウンジへ移動します。
コンコースAの端に向かって歩いていると、スタイリッシュな入口に遭遇します。正面にはブティックエアラインのバンコクエアウェイズのラウンジがあります。
余談ですが、バンコクエアウェイズのラウンジには、バンコクエアウェイズ利用者であれば誰でも入室可という太っ腹なことでも有名です。
ラウンジオープンの6時30分に見計らって、まさに一番乗りで入室しましたので、案の定ラウンジ内にはスタッフ以外は誰もいません。ゴージャスなラウンジをひと時ですが独り占めできるのは気分がいいものです。
ラウンジからは飛行機が見える方が良いのですが、場所柄シルバークリスラウンジは空港の公園ビューとなっています。このラウンジの唯一のウィークポイントです。
シルバークリスラウンジのインテリアはモダンで落ち着いた感じ、ロイヤルシルクラウンジとは違った落ち着きがあります。
バンコク~シンガポール間の利用者をメインターゲットに設置されているラウンジのせいか、ワーキングスペースのPCの数は最小限で、持ち込みのノートPC用の作業ブースが多いようです。
ちなみに椅子は一脚あたり10万円以上するアーロンチェアです。
ラウンジ内の壁には、AUDEMARS PIGUETのロゴ入りの時計が飾られています。シルバークリスラウンジの格式を考えての採用でしょう。高くて管理人はAUDEMARS PIGUETの時計は手が出ません、、、
新聞コーナーには前日のものですが、読売新聞も用意されています。きっとラウンジ乞〇、、、いや日本人のエグゼクティブな利用者のために置かれているのでしょう、、、
早朝のシルバークリスラウンジのフードチェック
この前に入室したロイヤルシルクラウンジではお粥とビールだけという不健康な朝食だけしか摂っていないため、シルバークリスラウンジでは美味しい朝食を摂れることを期待して、早速フード類をチェックします。
まずはホットミールからチェックします。カリカリのベーコン、フレッシュハム、ボイルされたソーセージ、ラウンジの定番ものが押さえられています。
続いては、焼きそばのパッタイ、煮豆、カットされたフレンチトーストが並んでいます。
軽めに朝食を済ませたい方のために、お粥も用意されています。前日にバンコクで飲み過ぎたというと方の胃袋をやさしく満たしてくれることでしょう。
点心系は饅頭、焼売など4つが用意されています。朝からあれこれ取って食べたくなります。
軽く摘まめるものが良いという方のためには、ミニバーガーが用意されています。
一見すると見本が置かれているようですが、
1つ1つラップされており、食べることができます。
いろいろ食べた後のデザートには、やっぱりアイスクリーム!シルバークリスラウンジには、プレミアムアイスの代名詞ハーゲンダッツ、シャーベットのようなアイスクリームが用意されています。
昔はANAラウンジでもFAUCHONのアイスクリームが提供されていましたが、ラウンジ乞〇が食べまくったせいか、経費節減のせいか提供が停止になりました。
シルバークリスラウンジのドリンクをチェック
ドリンク類は朝から夜の営業時間中、同じものが提供されていると思われます。
缶ジュースは250ml、缶ビールは330mlのものになります。
シルバークリスラウンジではタイガービールが提供されています。
冷蔵庫の中にはヨーグルト類が、
そしてココナッツジュース、カットフルーツも用意されています。
コーヒーはエスプレッソマシンで、紅茶やフレッシュジュースも用意されています。
ハードリカーコーナーはずらーっとアルコールを並べるのではなく、一通り主だった銘柄を揃えているといった感じになっています。
シルバークリスラウンジのワインは赤白のみ、スパークリンワインの用意はありません。
ぜひシュワシュワする葡萄系なドリンクを置いていただきたいものです。
数ある美味しそうなフード、ドリンクからチョイスした朝食はこちら!
焼売、パッタイ、ベーコン、フレンチトースト、タイガービールにハーゲンダッツ、ついでにバナナというラインナップにしてみました。
味の方は当然ながら問題なし!品揃えでいうと敵いませんが、バンコクの三ツ星ホテルの朝食くらいなクオリティは余裕であると思います。
まとめ
総じてですが、スワンナプーム国際空港のラウンジでロイヤルシルクラウンジとシルバークリスラウンジを比較するのであれば、シルバークリスラウンジに軍配が上がります。
そして直接の?ライバルであるキャセイパシフィック航空が、真反対にラウンジを設けていますが、料理の質や有人バーの設置などのハード面では差を付けられています。
シンガポール航空としては、バンコク~シンガポール間の短距離ビジネスマンの利用をメインにしているせいか、こじんまりした隠れ家のようなスペースを提供すれば良いと考えているのかもしれません。
残念ことにシルバークリスラウンジの営業時間は、6:30~23:30(以前より延長されています)となっていますので、深夜便を利用される方は間に合わない可能性がありますが、ぜひ入室資格がある方は訪れてはいかがでしょうか!