リスボンに来たからには、行っておきたい場所があります。
それがリスボン近郊にある街シントラとユーラシア大陸の最西端にあるロカ岬です。
シントラとロカ岬はリスボンから電車とバスを使えば、個人旅行でも簡単に回ることができます。
今回は、リスボン中心部にあるロシオ駅からシントラまでに行き方をご紹介します。
ポルトガル鉄道ロシオ駅の場所をチェック
リスボン旧市街にあるロシオ駅は、ポルトガル鉄道とリスボン地下鉄グリーンラインが乗り入れています。
ポルトガル鉄道のロシオ駅
両駅はロシオ広場を挟んた離れた場所にあるため、乗り換えには10分は見ておく必要があります。
ちなみにリスボン地下鉄ブルーラインを移動手段として使うのであれば、レスタウラドーレス駅のほうが、ポルトガル鉄道のロシオ駅に一番近い最寄り駅になります。
ロシオ広場の周りにはポルトガル名物のFADOを象った銅像があちこちに置かれています。
Bilhete Train&Busが使える電車とバスと購入方法
リスボンからシントラとロカ岬へ行くのであれば、購入必須なのが1日周遊チケットのBilhete train&busです。
Bilhete train&busは、リスボンとシントラ、カスカイスまでの電車、そしてシントラ市街とお城などを結ぶバス、シントラ駅~ロカ岬~カスカイス駅を結ぶバスが乗り放題になる超お得なチケットです。
Bilhete train&busはロシオ駅の窓口で購入できます。
窓口で「1DAY Ticket Sintra and Roca」と言うか、窓口の横に案内板を指差せば購入できます。
シントラ・カスカイス行きの電車は通勤電車で予約など不要のため、Bilhete train&busは当日購入でまったく問題ありません!
チケットを購入したら改札を経てホームに向かいましょう。
っと!その前に電車の時間と出発するホームを確認しないといけません!
ですがご安心ください!
ロシオ駅からはシントラ駅の電車しか出発していないので、一番早く出る電車に乗ればOKです!
改札を出た時刻は平日の8:46でしたが、15分おきに頻発しているので便利です。
シントラ行きの電車をチェック
一番早い電車が出発する4番ホームにやってきました。
8:53の出発です。
ポルトガル語はわかりせんが、何となく意味はわかります。
ただ、こちらのディスプレイに表示されているのは一瞬何か意味がわからなかったのですが、よく見ると停車する駅名一覧のようです。
ロシオ駅はヨーロッパによくある駅舎全体が屋根に囲われたタイプです。
先頭に書いてあるCPはポルトガル鉄道(Caminhos de Ferro Portugueses)の略です。
電車は停車中でもドアは閉じられたままです。
よく見てみると、ドア横に緑色に光るボタンがあり、これを押すとドアが開きます。
車内はオーソドックスな固定おボックスシートが並んでいます。
日本の電車と同じく清潔でまったく問題ありません。
路線図は、、、、ちょっと見にくいです。
さて、電車は定刻通りに出発して約45分でシントラ駅に到着しました。
改札を抜けて、バス乗り場の場所を確認しようとしたところ!
「ああああああああああああああああ!ない!!!!!!!!」
なんと観光に欠かせない地球の歩き方・ポルトガルを電車に忘れてきてしまったのです。
シントラ駅は終点のため折り返し電車はまだ停車したままだったので、急いで座っていた車両に行ってみたところ、、、地球の歩き方はありませんでした。
ん~誰かが拾ったのか、掃除のおばさんがいて捨ててしまったのか、、、、とことん探そうと思いましたが、幸いスマホに現地SIMを差しているので、なんとか観光はできると判断して諦めることにしました。
シントラを周遊する403番バスは激混み
地球の歩き方探しでドタバタしている間に、乗る予定の403番バスの乗り場には長蛇の列ができていました。
シントラ駅で降りた人の大半が観光客が並んでいるのでしょう。
「地球の歩き方さえ忘れなければ、、忘れなければ、、、」という言葉から頭から離れない状態で列に並ぶものの、全員乗り切れず結局1本バスを見送る羽目になりました。
そしてようやく乗れたバスで、まずはペーナ宮殿に向かいます!
まとめ
見知らぬ街でガイドブックを無くすと辛いです。
今回はSIMフリースマホと現地SIMのおかげで助かりましたが、SIMフリースマホをお持ちでない方は、やはり現地で使えるルーター持参をおススメします!