トラスケ(@lkardtheworld)です。
アシアナ航空でバンコク〜仁川間を利用後、トランジットで空港鉄道A'REXでソウル観光し、いよいよ東京へ戻る最終区間となります。
アシアナラウンジ本館はプライオリティパスで入室可能
アシアナ航空は仁川国際空港で本館ターミナルとサテライトターミナル(コンコースA)の2箇所のラウンジを展開しています。
本館は韓国籍の航空会社、サテライトは外国籍の航空会社と韓国籍一部のLCCと搭乗する便の住み分けがされているため、羽田行きの場合は本館のアシアナラウンジ利用になります。
本館、サテライト共に提供されるフード、ドリンクに差異はなく、搭乗までの時間をゆったり過ごすのにはちょうど良いという程度のラウンジです。
仁川国際空港でプライオリティパスで入室可能なマティーナラウンジ(MATINA LOUNGE)、スカイハブラウンジ(SkyHun LOUNGE)と共に、アシアナラウンジも本館とサテライトも利用可能です。
プライオリティパスをお持ちの方は、ラウンジ巡り(ラウンジホッピング)を楽しまれるのも良いかもしれません!
※ただし、朝や夕方の出発便が重なる時間帯は、アシアナラウンジの入室を断られる可能性があります(受付で他のラウンジへ行くように案内されていた人を見かけました)ので、注意しましょう。
仁川国際空港でよくあるゲートチェンジで右往左往
今回搭乗する仁川〜羽田のチケットは、出発地のバンコクで発見されたもので、そのチケットには仁川での搭乗ゲートが印字されていましたが、案の定実際の搭乗ゲートは変更されていました。
しかも、1回の変更であれば分かりますが、今回に限ってはラウンジで過ごしている間に2回目のゲートチェンジとなりました。
さらにさらに!空港内の案内モニターで表示されている搭乗ゲートに行ってみると、搭乗ゲート上のモニターにはアシアナ航空の別の行き先が表示されている始末!
おそらくは変更前の行き先表示がそのまま残っていたのかもしれませんが、旅慣れていない人は右往左往するはずです。
フライトステーツの集計では、大韓航空の昨年の平均定時到着率は68・3%だった。10回のうち3回は15分以上遅れたことになる。88・5%で1位だったKLMオランダ航空と比較すると20・2ポイント低い。2位はスペインのイベリア航空(88・2%)、3位は日本航空(87・8%)だった。大韓航空の定時到着率は10位の豪州のカンタス航空(84・3%)と比べ16ポイントの差があった。アシアナ航空は平均定時到着率が62・5%だった。平均到着遅延時間は大韓32・3分、アシアナ38・9分だった。
引用元Sankei Biz
定時到着率もアシアナ航空はスコアが低めのようですので、5スターの威信をかけて乗客が混乱しないように改善してほしいものです。
アシアナ航空の中距離主力機A330-300に搭乗
出発時刻の20:50から遅れること30分、21:20にようやく搭乗が開始されました。
仁川〜成田は、2017年冬ダイアから1日4便運航を3便に減らす代わりにA380を投入するなど、アシアナ航空としては旺盛な需要が見込める路線のようですが、仁川〜羽田は1日1便の運航のみ。
仁川〜羽田は深夜着、羽田〜仁川は早朝発という、羽田空港の深夜早朝枠を上手く活用して運航しています。
需要によってはA320-200、A321-200など小型機も織り交ぜながらの運航ですが、今回はA330-300での運航でした。
機内は満席で、韓国人8割、日本人とその他の外国人が2割くらいの比率に思えました。
羽田空港到着が23時台で、まだ首都圏の電車が動いている時間のせいか、ビジネスでも観光でも使い勝手が良い面が支持されているのかもしれません。
仁川〜羽田の機内食は以前に比べて劣化
機内食には定評のあるアシアナ航空は、成田〜仁川/仁川〜成田ともホットミールを提供していました。おそらくは羽田〜仁川/羽田〜仁川も同様だったと思います。
それが業績の影響なのでしょうか、とうとうホットミールからランチボックスへグレードダウンするようになりました。
ランチボックスは宮崎〜仁川で提供されたランチボックスよりも、さらに簡易になった仕様です。
ランチボックスその1は、ミネラルウォーター、フルーツ、パンケーキがセットになったもの。
メインはホットドッグです。
まあ仁川〜羽田は飛行時間にして2時間弱ですので、この程度で十分なのかもしれませんが、ホットミールを提供していた頃を知っている乗客からすると、何とも味気ない機内食に思えてしまいます。
機内食を配り始めたのは日本海に入り、竹島の南部あたりでした。
その後鳥取上空から京都、名古屋、静岡上空を経て、横須賀あらりから東京湾を北上して、定刻の23:00着から22分遅れの23:22に羽田空港に着陸しました。
到着したのは141番ゲートと最も離れたゲート!10分ほど歩いて入国審査、手荷物のピックアップを済ませ、
制限区域外に出たのは23:47でした。
羽田空港に23時台に到着する便を利用される方は、できるだけ電車やバスが動いている間に帰路につきたいとお思いでしょう。
今回は22分の遅延はありましたが、何とか東京モノレール最終の1本前のモノレールに乗ることが出来たのでラッキーでした。
まとめ
日韓線の中でも成田/羽田〜仁川/金浦は韓国の航空会社にとってはドル箱路線。人気の羽田〜金浦の運賃は高止まり状態ですが、今回搭乗した仁川〜羽田/羽田〜仁川は深夜早朝枠を利用した便のため、運賃が安く出ているケースを良く見かけます。
サービスの質はご紹介したように機内食がランチボックスにグレードダウンした以外、特に不満な点はありませんでした。