シェムリアップに夜限定オープンの小ぎれいなナイトマーケットがある一方で、庶民が集う朝から空いているオールドマーケットもあります。
オールドマーケットの場所は、夜賑やかなパブストリートのちょうど南側にあるのですが、昭和の雰囲気がする懐かしい外観のせいか、ここだけ時間が止まったかのような佇まいです。
ただ、オールドマーケットの中に入ってみると、一転して東南アジアの勢い、人々の躍動を感じることができるマーケットになっています。
それでは早速早朝のオールドマーケットの様子をご紹介します。
ノスタルジックなオールドマーケットの中へ
オールドマーケットの中に入ってみると、アジアの息吹を感じる賑やかな市場になっています。
まさにシェムリアップ市民の台所といった感じです。
天井のシーリングファンがすごい勢いで回転していますが、中は蒸し風呂のような暑さです。
並んでいる商品で特に多いのが生鮮野菜と果物類です。
マンゴーにバナナが整然と並べられています。
値段はどれもキロ単位なので、観光客が買うには量が多すぎます。
オールドマーケットの外にカットフルーツが売っているので、食べたい場合はそちらで食べるのが良さそうです。
生鮮野菜や果物以外にも、豚肉や鶏肉をはじめとする肉類に魚も販売されています。
もちろん市場なので、肉切り包丁で切ったブロック単位での販売です。
フルーツだけならまだしも、肉や魚も売られているので、オールドマーケットはかなり生臭いです。
オールドマーケット近くには小ぎれいなショップが立ち並ぶ
臭いで頭がくらくらして来たら、速やかにオールドマーケットを離れましょう。
オールドマーケットの近くには、洋服や雑貨、土産物屋が立ち並ぶエリアになります。
木彫りの仏像や数珠、不思議な楽器、人形などなど、アンコール遺跡関連グッズは、遺跡周辺で買うよりも、シェムリアップの街中で買う方が断然安いです。
旅の土産には、かさ張らない箸セットを購入しました。
オールドマーケットの場所と行き方
シェムリアップ市街地を縦に貫くシヴァタ通りをパブストリートの手前で左折して、シャムリアップ川に出る手前にあります。
まとめ
オールドマーケットは、食材の他にも釣り具や建材など、生活必需品を取り扱うホームセンター的な役割も果たす市場です。
シェムリアップにはまだショッピングモール的なものがないので、オールドマーケットは、ローカルの人たちにはなくてはならない存在です。
アンコール遺跡観光に飽きた、ローカル気分に浸りたくなった、そんな時に出かけてみてはいかがでしょうか。