トラスケ(@lkardtheworld)です。
宮崎空港からアシアナ航空で仁川国際空港に到着し、最終目的地であるバンコク・スワンナプーム国際空港行きの出発まで4時間ほどの時間があります。
以前サテライトにあるアシアナラウンジには行きましたが、本館ラウンジは数年ぶりの利用になります。
本館のアシアナラウンジは陽の光が差し込む開放的なラウンジ
アシアナ航空は本拠地である仁川国際空港に、ビジネスクラス利用者とスターアライアンスゴールドメンバー向けのアシアナラウンジ、そしてファーストクラス利用者と自社最上級プラチナ会員向けのファーストクラスラウンジを設けています。
今回利用したのは本館にあるビジネスクラス乗客用のアシアナラウンジです。
アシアナラウンジはスターアライアンス各社の他、エミレーツ航空とカタール航空の指定ラウンジになっています。ただし本館から出発するのは韓国籍の航空会社になっているため、アシアナ航空以外の便の利用者は、サテライトにあるアシアナラウンジへ行くように案内されます。
アシアナラウンジの受付の前には、同社のフラッグシップ機であるA380-800の模型が飾られています。さらにB777-200ERやA330-300の後継として、A350-900,A350-1000の導入が進みますので、アシアナ航空のメインはエアバス機で占められることになりそうです。
サテライトにあるアシアナラウンジは、窓がないため陽の光が一切入り込まないラウンジですが、本館のアシアナラウンジは明るくて天井が高い開放的なラウンジになっています。
インテリアは木目の本棚に囲まれたモダンで上質な仕上がりになっています。ちなみに中央に見えるピアノは自由に弾いてOKとのことです。
受付を挟む形で左右に広がっているラウンジのどちらにもダイニングエリア、ソファーエリア、クワイエットエリア(マッサージチェアで眠ることができる)、ビジネスエリアが設けられています。
アシアナラウンジのフードをチェック
ラウンジのお楽しみといえば何と言っても食事に飲み物!苦しい上級会員修行をしている方の中には、いつの日かラウンジを利用することを夢見て?苦しい修行に励んでいるという方も多いことでしょう。
そんな方に申し上げるのは心苦しいのですが、アシアナラウンジは、、、、、、極めて普通のラウンジです。5スターエアラインなのに、、、、、普通です。
以前のアシアナラウンジはフート&ドリンク共に良かったのですが、年を経るごとにレベルが下がってきているようで、極めて残念でなりません。
ダイニングエリアは鍋や皿が並ぶ整然と並んでいるので好感が持てます。
おつまみ系として、ポテトチップスとプレッツェル、ケチャップ、マスタード、サワークリームのディップソースは従来から用意されています。
サラダは生野菜が3種類、付け合せのオリーブやたまごサラダ、カットオレンジもあるなど、品揃えはなかなかです。
ホットミールはシーフードと野菜の炒め物(ピリ辛)、
韓国らしいキムチチャーハンの2つのみになっています。
さびしいホットミール2種類というのを埋め合わせするためか、夕方の時間帯(17時〜19時くらい)限定で、即席屋台がオープンします。
提供されるのはカルグクス。あっさり味で辛くはありません。
想像以上にフードがしょぼいダイニングエリアに設置されているテーブルで、
CASSの生ビール、野菜サラダと、
おつまみとお菓子をいただきました。
まとめ
どの航空会社でも本拠地である空港のラウンジには、気合を入れたサービスを用意するのが普通だと思うのですが、アシアナ航空の場合、ラウンジに置いてあるものは当たり障りのないフードやドリンクのみ。
期待してアシアナラウンジに入ると、肩透かしをくらったような感じになります。
以前はホットーミールの数も多く、ドリンクもロゼスパークリングワインを用意するなど、かなりレベルの高いラウンジでしたが、今では周辺国のスターアライアンスメンバーであるANAラウンジ、エバーラウンジに完全に負けています。
曲がりなりにも5スターエアラインのアシアナ航空には、ラウンジサービスの底上げを期待したいものです。