タイとラオスを約2週間かけて巡る旅の行程は、次のようなものでした。
行きはキャセイドラゴン航空(旧香港ドラゴン航空)、帰りはキャセイパシフィック航空の利用になります。
それではスワンナプーム国際空港の様子とリニューアルオープンして上質感が増したキャセイパシフィック航空ラウンジをご紹介します。
チェックイン時点で遅延を告げられる
出発の2時間30分前にスワンナプーム国際空港にやって来て、キャセイパシフィック航空のカウンターでチェックインした時点で、搭乗するCX750の30分の遅延を告げられました。
香港での乗り継ぎには余裕があるので、3、4時間遅れたとしても何の問題もありません。
親切に「ラウンジで案内をお待ちください」と言われたので、のんびりお酒でも飲みながら待つことにします。
出国手続きを終えると、居るわ居るわの大陸人たち。
例の綱引きオブジェの前で記念撮影に夢中で通路を塞いでいたため、他の利用者から冷たい眼差しを送られていました。
大陸人は爆買いも落ち着いたようで、免税店で売れるものも少額のものばかりのようですね。
まあ、スワンナプーム国際空港の免税店は見るべきもの、買うべきものがないので、いつも基本スルーですが、、
今回の目的地であるキャセイパシフィック航空ラウンジへ向けて、さっさと移動しましょう。
スワンナプーム国際空港のおけるワンワールド系のラウンジは、キャセイパシフィック航空、カンタス航空、日本航空の3つです。
カンタス航空のラウンジは閉まっていたため、大人しくキャセイパシフィック航空ラウンジへ行きます。
ラウンジの入口は重厚で気品が感じられます。
キャセイパシフィック航空ラウンジへ潜入
木目が基調で、暖かみのあるモダンなデザインになっています。
こちらはリニューアル前の旧ラウンジですが、違いは一目瞭然です。
以前はラグジュアリーというより、シンプルで機能的なラウンジデザインでした。
リニューアルの目玉の一つ!バーでシャンパンをいただく
バンコクのキャセイパシフィック航空ラウンジにおけるリニューアルの目玉の一つが有人バーの設置です。
規模的には香港国際空港のようなロングバーではなく、4~5人が座れるくらいのテーブルがあります。
有人バーには、アルコール、ソフトドリンクのメニューがあり、その中から注文できます。
まずは最初の1杯はシャンパンをいただきました・
喉を潤したところで、食事といたしましょう。
ラウンジの奥には、テーブルとイスが設置されたダイニングエリアがあり、食事の注文はそちらで行えます。
そしてリニューアルで新設されたヌードルバーで、ワンタン麺を注文してみました。
普通のどんぶりの1/3くらいのサイズなので、ちょっと食べるには良いボリュームです。
さらに調子に乗ってシュウマイと、トムヤムスープ麺もいただいちゃいました!
シャンパンに変えて、ビアシンでいただきます。
さらにさらに、出来立てほやほやのミニハンバーガーが置かれたをあざとく見つけたので、
再びシャンパンと共にいただいちゃいました!
この時点でかなりお腹が一杯です!
遅延が遅延を呼んで1時間遅れでの出発に
そろそろラウンジを後にして搭乗ゲートに行こうと思っていると、CX750の出発がさらに遅れるとのアナウンスがありました。
目の前にキャセイの飛行機が着いたばかりなのですが、調べてみると別の便のようです。
こういうとき、搭乗ゲート近くで待機していたら怒り心頭のところですが、ラウンジで待っているので怒りも収まります。
ストレスレスな旅には、航空会社の上級会員でいる、あるいはプライオリティパスを手に入れておくのが断然良いですね。
遅延は致し方ないので、ウォッカとグレープフルーツのソルティードッグをいただきながら待つことにします。
バーでは、ウォッカにグレープフルーツを入れてパッと出すのではなく、丁寧にシェイカーで作ってくれるうえに、グラスの淵に塩をまぶしてくれます。
スワンナプーム国際空港の中でも、キャセイパシフィック航空ラウンジのサービスは一流です。
ソルティードッグに感心していると、続々とお客さんがラウンジに入ってきました。
一旦搭乗ゲートに行って、再び引き返して来た方々でしょう。
座るためのソファーが不足し、バーで立ちする方も出るほどの混雑ぶりでした。
バンコク・スワンナプーム国際空港のキャセイパシフィック航空ラウンジの営業時間
日によって営業時間が異なるため、深夜発の日本航空便を利用される方は注意が必要です。
まとめ
スワンナプーム国際空港には、以前キャセイパシフィック航空ラウンジが2か所設置されていましたが、現在はコンコースGの1か所に集約されています。
おそらくキャセイパシフィック航空の利用者だけであれば、十分に捌けるキャパシティーはあるかもしれませんが、他のワンワールド系の上級会員が利用するとキャパシティーオーバーになってしまいます。
そのため出発間際ではなく、余裕を持ってラウンジ入りする方が良さそうです。