アンコールワットに引き続いてアンコールトムへ向かいます。
アンコールトムの場所の確認
アンコールトムはアンコールワットの北にある、敷地のアンコールワットの4倍程度ある巨大な遺跡群です。
アンコールワットからトゥクトゥクに乗って5分走ると、両側に石像が見えるようになります。
一つ一つ顔が違う荘厳なお顔の石像です。
アンコールワットから頑張れば徒歩移動も不可能ではない距離のせいでしょうか、歩いてアンコールトムに向かう観光客もいます。
カメラを後ろ側に向けると、お一人様観光客も結構います。
一人だろうと二人だろうと、チャーターのトゥクトゥクの運転手はお金を払えば観光客を運んでくれます。
運転手と交わす言葉はせいぜい、「次どこへ行きたいのか」「どれくらいの時間(ここで)観光するのか」くらいなものです。
アンコールトムはとにかく広大
アンコールトムの門の狭い門をくぐったら到着!と思っていら、そこからの道のりが長いです。
それもそのはず、アンコールトムはアンコールワットの4倍以上の敷地ですからスケールが違います!
徒歩で移動している観光客をしり目に、どんどんトゥクトゥクは進みます。
途中にはお猿さんも多数いらっしゃいます。
徒歩組とレンタル自転車組は、猿と一緒に記念写真を撮っているようです。
アンコールトムの中心バイヨンに到着
巨大遺跡群アンコールトムの中心にあるのがバイヨンです。
アンコールワットに比べると、ちょっと地味な感じです。
バイヨン前にはレンタル自転車用の駐輪場と休憩用の売店も完備されています。
レンタル自転車に乗っているのは、99%西洋人という感じです。
レンタル自転車の他にも、電動レンタルバイクもあるようで、こちらも利用者は西洋人が主です。
電動レンタルバイクは乗ってみようかと思いましたが、1日当たりの料金が意外に高いこと、事故や故障したときのことを考えると面倒なので、今回はパスしました。
街中の移動で電動レンタルバイクを使うなら良いのですが、ジャングルの中の遺跡群で事故や故障を起こすと大変ですからね。
「ここがバイヨンだよ!」ということがわかる石碑。
見学できるのは5:30~17:30です。
バイヨンは寺院跡といった感じで、柱が無数に並んでいる感じです。
ただ、柱の一つ一つにはレリーフが彫られています。
世界遺産だからといっても、アンコール遺跡にあるものは特に注意書きない限り触れることができます。
バイヨンの中に入ってみます。
石で作られた廊下をひたすら進みます。
外は暑さと違い、この廊下はひんやりしているので、涼んでいる観光客が結構いました。
バイヨンといえば塔の顔!
塔の四面に違う顔が彫られています。
バイヨンは仏教寺院のため仏様のように見えますが、顔が全部違うので歴代の王様の顔なのかもしれません。
バイヨンの廊下のあちこちに仏像が建立されています。
袈裟をまとった仏像もあります。
レリーフが彫られている壁の横に木の支えが見えますが、あちこちで修復作業が行われていました。
バイヨンには完全に崩壊して石ころだけになっている箇所もあるので、木の支えを付けて何とか現状維持している感じです。
アンコールワットと同じく長い廊下に彫られたレリーフもあります。
レリーフは廊下の奥まで続いています。
広いバイヨンを1時間ほど見学したら時刻は12:00!
そろそろ食事の時間です。
見学を終えてトゥクトゥクに戻ると、運転手に「おススメのレストランがあるから、そこへ向かうが良いか?」と聞かれます。
まあ、何か意図があると思いましたが、バイヨンの前の食堂は他の客で一杯で入れそうにありません。
仕方なく運転手の言うおススメレストランに向かうことにしました。
ボッタクリレストランでランチ
バイヨンから10分ほどトゥクトゥクで走ると城壁のようなものが見えてきました。
象のテラス、ライ王のテラスという遺跡のようなのですが、素通りしました。
そして到着したのが、運転手おススメのレストランです。
レストランとお土産物屋、売店、トイレなどが数軒立ち並んでいます。
ちょうどお昼時なので、レストランはどの店もほぼ満員です。
トゥクトゥクの運転手は慣れた感じでレストランの店主と話をして、我々一行と自分たちの席を確保しました。
席に座った以上はここで食べないといけないと思い、メニューをチェックしてみると、、、、高い!
値段はおおむね7~15USドルくらいで、シェムリアップの街中レストランの3~4倍といった感じです。
他の大勢の観光客は何食わぬ顔で普通に食事をしているし、ボッタクリ価格と言っても法外とまでは言えないので仕方なく注文しました。
エビと野菜の炒め物とライスのセット、7USドルです。
一緒に行った旅仲間はカレーにチャーハンなんかを頼んだようです。
味はまあまあといった感じで悪くはありませんでした。
このレストランでは、レンタル自転車組もエネルギー補給をしているようです。
まとめ
広いアンコールトムの中で、もしかするとレストランやお土産屋が集まっている場所はここだけなのしれません。
おそらくトゥクトゥクの運転手は観光客を連れてくると、食事が無料か安くなるシステムになっているようで、お土産屋も「ここじゃなくて、むこうの店で買ったほうが良い」みたいなアドバイスをしてくれます(笑)
アンコールワットとアンコールトムを周って、トゥクトゥクの運転手との会話や駆け引きみたいものも楽しめるようになってきたので、この先が楽しみです!
このあとはプリアカン、ニャックポアン、タ・ソムに向かいます!