シェムリアップに来たからにはアンコールワット外せません!
最初は自転車をレンタルしてアンコールワットに行こうと思ったのですが、乾季で観光に最適な1月でも連日30℃を超える暑さです。
途中で熱中症にでもなったら大変なので、トゥクトゥクをチャーターして観光することにしました。
トゥクトゥクをチャーターする
トゥクトゥクは、原付バイク(東南アジアの原付は100ccあるので馬力はそこそこ)で荷台を引くタイプのもので、カンボジアではポピュラーな乗り物です。
トゥクトゥクはシェムリアップの街中で拾うこともできますし、大半のトゥクトゥクはホテル前に客待ちで待機しています。
従って前もって予約する必要はありません。
今回はホテル前で待機していたトゥクトゥクに交渉してみることにしました。
交渉はこの3ステップでOKです。
トゥクトゥクの運転手は観光客に慣れているので、下手くそな日本人の英語でも通じます(単語を駆使、あとは地図で指差しでOK)。
今回は1日かけてアンコール遺跡6か所を回る大ルートで交渉し、1日チャーターで30USドルでOKしてもらえました。
アンコール遺跡観光は、1台当たりトゥクトゥクに乗れるのは基本2人のようですが、3人組の場合は1人分の追加料金を払えば載せてもらえます。
朝9時にホテル前を出発して一路、最初の観光地アンコールワットに向かいます。
シェムリアップ市街地からアンコールワットまでの道のり
シェムリアップの市街地は片側2車線の舗装道路が続く、意外に小ぎれいな印象を受けます。
走り出してトゥクトゥクの運転手が「チケットは持っているのか?」と聞いてきます。
世界遺産アンコール遺跡はカンボジア人は無料で入れますが、外国人からはしっかり入場料を徴収します。
各遺跡の入口にチケットを確認する係員がいるので、チケットなしに見学することはできません(ジャングルの中を移動して裏から入れば、チケットなしで見学できるかもしれませんが、地雷があるかもしれないので命の保証は、、、)。
チケットを持っていない旨を伝えると、チケット売り場がある建物に連れていってくれるので指示する必要はありません。
チャーターはある意味こういうところが楽なので良いです。
チケット売り場の営業時間は、5:00~17:30(年休無休)
チケット売り場では、お金と引き換えに写真入りのチケットを受け取ります(カメラで撮影されます)。
チケットを受け取って、アンコールワットに向かいます。
アンコールワットを囲うお濠が見えてきたら間もなくです。
アンコールワットに到着
アンコールワットはシェムリアップの市街地に一番近い遺跡になります。
アンコールワットの入口前には、大きな広場が合って売店やお土産屋、露店があります。
但し、いずれも観光地価格ですし、買ったものを遺跡見学中持ち歩くことになるので、ここでの買い物は水分補給用の水以外はおススメしません。
いよいよアンコールワットを囲う濠の手前に来ました。
大きな石像が王朝の権威を示すように置かれています。
アンコールワットに到着したは午前10時、観光客はそれほど多くないように見えます。
実はアンコールワットを訪れるのは日の出、午後がベストなんだそうです。
その理由は写真を撮影するときに逆光になるからとか、、、、携えていった地球の歩き方を現地で見て気が付きました、、
逆光だろうと観光客はやって来ます!
日本人の姿もちらほら見かけましたが、観光客のメインは中国人、韓国人、西洋人です。
近くで見ると想像以上の大きいです。
アンコールワットの庭はよく整備されています。
アンコールワットの修復には日本が協力しているようです。
海外で日の丸を見ると嬉しく、そして誇らしくなります。
遠くに見えているのは気球です。
気球に乗って上空からアンコール遺跡群を見学するツアーもあるようです。
怖いので乗りませんが、、、
アンコールワットのレリーフの精巧さに驚く
アンコールワットで有名なものの一つ、第一回廊の壁に彫られたレリーフです。
インドでの王位継承を巡る戦闘のシーンが彫られています。
なぜインドかというと、アンコールワットは仏教ではなくヒンドゥー教の寺院だからです。
古代インドの歴史がレリーフになっているのです。
こちらは乳海攪拌のレリーフ。
乳海攪拌はヒントゥ教における天地創造の話とのことです。
このようなレリーフが、なんと全長760メートルにわたって彫られています。
壁だけではなく、柱にもレリーフが彫られています。
首なしの仏像があちこちに置かれています。
建立当時はヒンドゥー教の寺院でしたが、その後仏教寺院に改装されたからのようです。
仏像の多くはクメールルージュにより破壊されてしまったようです。
敢えてそれを隠さずに、カンボジアの歴史の一部として設置されているようです。
回廊を抜けて中央祠堂にやってきました。
中央祠堂に登るための列がすごいことになっています。
登るだけで1時間は並ぶ必要があるようなので、今回は諦めました。
見学すること1時間、とにかく広いアンコールワット観光の最後は、中庭の池に映るアンコールワットをベストポジションから撮影しました。
まとめ
駆け足の観光であれば1時間、じっくり観光するなら半日~1日は必要なスケールのアンコールワット。
今回予備知識なしで訪れましたが、なんとなく建物やレリーフを見ては写真撮影、、という感じだとちょっと記憶に残りませんね。
次に行く機会があれば、しっかり予習して見学しようと思います!