メモ
当記事で紹介している、仁川国際空港のサテライトにあるアシアナラウンジは2018年に閉鎖され、本館のアシアナラウンジに集約されました。
仁川国際空港をハブにしているアシアナ航空は、メインターミナル(第1ターミナル)とサテライトの2か所にラうジンを設置しています。メインターミナルのラウンジはアシアナ航空搭乗時に利用が制限されているため、それ以外の韓国籍以外の航空会社搭乗時はサテライトのラウンジ利用になります。
今回はエチオピア航空に搭乗するため、サテライトのアシアナラウンジを利用しました。
アシアナラウンジはスターアライアンス系以外の指定ラウンジになっている
アシアナラウンジは、ノンアライアンス、ワンワールド加盟航空会社、さらにプライオリティパスにもラウンジを解放しています。
ちなみにアシアナラウンジの向かい側には、ワンワールド加盟のキャセイパシフィックラウンジもありますが、なぜかブリティッシュエアウェイズ、カンタス航空、S7航空はアシアナラウンジを指定ラウンジにしています。
変わり種でいえば、スターフライヤーの指定ラウンジにアシアナラウンジがなっている点です。チャーター便で乗り入れていた名残?なのでしょうか。
アシアナラウンジ以外に、スターアライアンス系のラウンジとして『シンガポール航空のシルバークリスラウンジ』もありますが、こちらはシンガポール航空のファーストクラス、ビジネスクラス利用者、スターアライアンスゴールドメンバーのみ利用できるようになっています。
受付でファーストクラス利用者は左側へ、ビジネスクラスとスターアライアンスゴールドメンバーは右側へと誘導されます。
アシアナラウンジのインテリアコンセプトは「図書館?」なのかどうかは不明ですが、メインターミナルのラウンジも同じように壁際に本棚が並ぶ、インテリジェンスな雰囲気になっています。
出発便で混み合う時間帯でも、席が足りなくて困るようなことがないほど、キャパシティは十分です。
ビジネスセンターはラウンジの隅にありますが、いつ行っても利用者はほとんどいません。
日本ではお目にかかることはない、サムスン製のノートPCが完備されています。
こちらも日本では目にすることはない、サムスン製の複合機もあります。ホテルバウチャーなどを印刷する際に重宝します。
アシアナラウンジのフード・ドリンクをチェック
ラウンジのお楽しみといえば、フード&ドリンク!このあと搭乗するエチオピア航空の機内食で何が出てくるか不安?なので、アシアナラウンジで腹ごしらえをすることにします。
まずはサラダバーとちょい辛ペンネ。新鮮な野菜と若干キムチ風の味もするペンネが用意されています。
パンの品揃えがわりと良いのがアシアナラウンジの特徴です。
クロワッサンの他にも食パンも用意されています。
サンドイッチは2種類用意されています。
食事は済ませてきたという方は、スナックコーナーにプレッツェル、ピーナッツ、チーズなどが用意されています。ANAラウンジでいうところにおかきのような存在でしょうか。
フレッシュフルーツは、、、、兵どもが夢のあと的な感じが伝わる、、、みかんが置いてあります。まめに補充されるため、しばらく待てば、みかんがてんこ盛りで提供されます。
ホットミールはチャーハン。
こちらはお粥です。
そして韓国のラウンジでは欠くことのできない、カップラーメンも置いてあります。
自国とその隣の国の利用者を意識した、「ラーメンはラウンジ内で食べてね」の但し書きが、持ち出す利用者が多いことを物語っています。
カップラーメン用のお湯は、専用サーバーで提供されています。
写真撮影後、辛ラーメンにお湯を注いで、何分待てば良いのか分からず、近くにいた韓国人に来たところ3分でOKとのことでした。
ドリンクはホットミールが並ぶコーナーの上に設置された冷蔵庫にあります。缶ジュース、ミネラルウォーターで、ここにビールはありません。
アルコールはハードリカーコーナーに集約して置いてあります。ビールはサーバーにてCASSが提供されています。
ワインは赤白のみで、以前は置いてあったロゼスパークリングは無くなっていました。アシアナラウンジの楽しみの一つがロゼスパークリングだっただけに改悪が残念です。
今回いただいたのはこちら!野菜サラダに辛ペンネ、スナックにビール、
追加でサンドイッチ2種類。
さらにさらに、締めは辛ラーメンとミネラルウォーターでした。
食事は終わればシャワー&マッサージチェアでゆったり
ラウンジの奥にはトイレ、シャワー、マッサージチェアが置かれたコーナーがあります。
シャワールームのカギは受付で搭乗券と引き換えにもらうことができます。特に利用に際しての時間制限はありません。深夜発や早朝着などの際に重宝します。
仮眠を取りたい場合には、ラウンジ内のソファーよりも、マッサージチェアで取る方が良いでしょう。
マッサージチェアの案内は韓国語、一応英語で書かれた説明書もありますが、適当にボタンを押せば動いてくれますので、直感で使いこなしましょう。
マッサージチェアでぐっすり眠りたいところですが、1回30分間の利用とするように注意書きがありますので、日本人は迷惑をかけないように守りましょう。
まとめ
アシアナラウンジは、メインターミナル(第1ターミナル)と今回紹介したサテライトの2か所に設置されていますが、設備や提供されるフード&ドリンクに大差はありません。一部違うとすれば、メインのラウンジは夕方の1時間ほど間のみ、即席コーナーで麺料理のカルグクスが提供されるくらいでしょうか(サテライトも同様のサービスがあるかもしれませんが、利用した18:30~20:00に提供はありませんでした)。
以前からアシアナラウンジは、5スターエアラインの割にラウンジの質は今一歩でしたが、ここ1,2年でさらに質が落ちている気がします。
他のアジア系の航空会社がラウンジサービスに力を入れているのに、なぜか力を抜いているアシアナ航空には、ぜひともサービス改善をお願いしたいところです。