バンコクのチャイナタウンの入口にあるワット・トライミット観光を終えた後、寺院の近くで食事をすることになりました。
そこでタイ人の友人に連れて行ってもらったのが、カオムーデーンとスイーツのお店!
日本人観光客がまずいない両店を今回はご紹介します!
カオムーデーンが旨いKhong Prasoet Restaurantへ
カオマンガイは有名でも、カオムーデーンと聞くと大半の日本人にはどんな料理かピンと来ないものです。
カオムーデーンの意味は、カオ=米、ムー=豚肉、デーン=赤。
赤の由来は不明ですが、簡単に言えば豚肉煮込みのライス添えです。
実はワット・トライミット周辺には、カオムーデーンを看板メニューしている食堂が多いのだそうです。
その中でもタイ人が必ず行くというKhong Prasoet Restaurantへ連れて行ってもらうことになりました。
場所的にはワット・トライミットの南側になります。
Khong Prasoet Restaurantは典型的なタイのローカル食堂です。
店先には調理された豚肉が並べられていて、食欲をそそります!
ローカル食堂というと衛生面で心配する方もいるものですが、Khong Prasoet Restaurantは日本人の目から見ても整然として清潔なので問題ありません。
食堂にありがちなステンレスのテーブル通されて、カオムーデーンを注文します。
テーブルの上にあるネギ的なものは、カオムーデーンを食べつつかじるとか。
タイ料理の高級レストランではまず見かけないですね。
待つこと1分!カオムーデーンが運ばれてきました!
サービスで冷たいお茶も付いてきます。
プラスチックの皿に盛られたカオムーデーン、ご飯の量は茶碗1杯より少ないくらいで、小腹が空いたときにちょうど良い量です。
味の方は、醤油ベースのタレで煮込んだ豚肉が柔らかく、日本人の口にもよく合います。
パクチーが苦手な方は、注文時に『ノーパクチー』と言えばOKです。
タイ発祥のスイーツのロッチョン・シンガポールを食べる
ロッチョンは、緑色のところてん、ういろうのような感じのお菓子で、タイだけなく東南アジアのあちこちに似たようなものがあります。
このロッチョンを細く切ったものを、ココナッツミルクドリンクに入れたものが、ロッチョン・シンガポールと呼ばれています。
シンガポールという名があるので、シンガポールのスイーツのような気がしますが、れっきとしたタイ生まれのスイーツ。
しかも今回訪れた食堂、ロッチョン・シンガポールという店名がそのままスイーツの名前になったというからすごいです!
場所はヤワラー通りと並行している通り沿い、ワット・トライミットから徒歩7分ほどの場所になります。
ロッチョン・シンガポールはテイクアウトでも、店内で座ってでも食べられるスタイルになっています。
お客さんはローカルオンリー!いかにも近所に住んでいるという方から、バイクで乗り付けてきて大量のロッチョン・シンガポールを買って帰る方もいるなど、なかなかの繁盛店のようです。
スイーツだけを出しているわけではなく、ふつうのタイ料理も出しているようですが、ほとんどのお客さんがロッチョン・シンガポールを注文しています。
注文は店先のロッチョン・シンガポールを作っているところで指で個数を示して、店内のテーブルに座るだけと簡単です。
ロッチョンシンガポールは22バーツと財布に優しいプライス!おまけに冷たい水も無料で付いてきます。
ガラスのコップにてんこ盛りの氷、その上にココナッツミルクとロッチョン、そして甘いコーンをかけたものがロッチョン・シンガポールです。
スプーンでロッチョンをすくって食べると、ところてんのような食感、そしてさっぱりした甘さを体験できます。
まとめ
カオムーデーン、ロッチョン・シンガポール共に、タイ人の友人に教えられるまで聞いたこともないものでしたが、食べてみると病みつきになる味です。
Khong Prasoet Restaurant、ロッチョン・シンガポール共に、中華街の入口にあるお店ですので、観光前、観光後の休憩に立ち寄るのも有りです。
日本人遭遇率が限りなくゼロに近いローカル食堂を、ぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか!