タイに来たらやっぱりタイ料理ですが、ガイドブックに載っている名店ばかりだと飽きてしまいますよね。
かと言って、デパートやショッピングモールの中にあるフードコートばかり行くのも、味が似たり寄ったりでイマイチです。
そんな中、ガイドブックでもあまり紹介されていない、カフェ風イサーン料理レストランがあるとの情報を現地の友人から得ました。
そこで、注目のレストラン、セープ・イリー(Zaab Eli)に行ってみることにしました!
ナウなヤングに人気のシャレオツな店
セープ・イリーはイサーン料理をおしゃれなカフェ風の店で食べられることをコンセプトにしているそうです。
セープ・イリーはトンローにもあるようですが、今回はシーロムコンプレックスの地下の店に行きました。
平日18:00の店の前にはこの人だかりです。
近くには、やよい軒や一R風堂のような日本食レストランもありますが、賑わいはセーブ・イリ―のほうがあります。
店内はレストランというよりも、気軽に入りやすいポップでおしゃれなカフェのような感じです。
混んでいるせいなのか、この時は入口で店員さんに人数と注文を予め聞かれます。
日本語メニューはありませんが、タイ語と英語、そして写真が載っているメニューが、店入口にあります。
メニューを読んで何を食べたいか決めて注文しましょう。
20分ほど待って席に案内されました。
回転率が良いようで、長居する客は少ないようです。
こちらはイサーン料理の代名詞といえるソムタムを作る屋台風ブースです。
見ているだけでは楽しくなります。
テーブルにつくと野菜スティックと箱が運ばれてきました。
注文は友人のタイ人任せなので、箱の中身が気になります。
箱を開けてみると、何かがビニール袋で包まれたものが入っています。
正体は黒いもち米のご飯でした。
イサーン料理の晩餐スタート
もち米に気を取られていると、すごい勢いで料理が運ばれてきました。
予め注文を取っていただけあって、手際が良い点がGOODです。
まずは中央にソムタム!辛さは5段階から選ぶことができるので、辛いのが苦手な方も大丈夫です。
今回はミディアムの辛さにしましたが、それほど辛くはありません。
もう一段階上でも良いくらいでした。
チャーハンが食べたいと友人にリクエストしたところ出てきたのが、こちらの魚のチャーハン乗せ+スープ。
チャーハンは美味しいのですが、魚が異常に塩辛く、ほぼ手を付けず仕舞いでした。
チャーハンは数種類あるので、魚以外の具が乗ったものをオーダーされた方が無難です。
左側はエリンギ的なものの炒め物、右側は正体不明のスープです。
どちらも味は意外にイケました。
イサーン料理の隠れた名品、サイグローグ・イサーン、酸味の強いソーセージです。
セーブ・イリのサイグローグ・イサーンは、屋台で売られているようなものと違って、独特の酸味がマイルドに仕上げられているので、日本人も違和感なく食べられると思います。
セーブ・イリへの行き方
セーブ・イリはシーロムコンプレックスの地下1Fにあります。
BTSサラデーン駅の4番出口へ進むと目の前にあるショッピングモールが、シーロムコンプレックスになります。
まとめ
シーロムコンプレックスは、シーロムの待ち合わせスポットなので、スターバックスのようなカフェはいつも満席ですが、地下のレストラン街はランチタイムやディナータイムを除けば空いています。
セーブ・イリは地下のレストラン街の中でも、ドリンクメニューが豊富なカフェとしても利用できるので、ちょっとした休憩などに立ち寄ってみるのも良いのではないでしょうか。