ホーチミンはベトナム最大の都市であり経済の要所ですが、旅人にとってもインドシナ半島の要所であり起点です。
ベトナム国内のホイアンやペナン、ハノイを目指すバスの起点、そして隣国カンボジアのプノンペンまで行くバスの起点でもあります。
プノンペンまで1,000円以下で移動できるのが、バックパッカーにとっては大きな魅力です。
そのため安宿街もホーチミンの中心部のファングーラオ通りに固まっていて、さらにレストランや食堂、旅行代理店もあるのでチケット入手や情報収集に最適です。
ただ、今回管理人は初めてのホーチミン訪問のため、安宿の相場とクオリティのイマイチわかりません。
そこで日本人が経営するイージーステイ・サイゴンに泊まることにしました。
イージーステイ・サイゴンのクオリティはすごい
ホーチミンの玄関口タンソンニャット国際空港からローカルバスでベンタイン市場まで来て、そこからイージーステイ・サイゴンまで徒歩15分。
15分程度の歩きなら大丈夫だと思ってましたが、12月のホーチミンは夏、、、というか常夏。
吹き出す汗を拭いつつ、やっとの重いでイージーステイ・サイゴンに到着しました。
チェックイン開始の14時前でしたが、スタッフのベトナム人の方が、汗だくの哀れな日本人を気にして早めに中に入れてくれました。
イージーステイ・サイゴンは建物一棟をゲストハウスにしていて、中はかなり広いというのが第一印象。
部屋も掃除が行き届いていて快適そのものです。
この宿に泊まれないのは相当の潔癖症の人くらいなものでしょう。
部屋には備え付けの大きなタンスがあり、洋服をかけることはできますが、スーツケースを仕舞えるロッカーはありません。
ただ、泊まっているのは日本人が主なので、セキュリティもそこまで神経質になる必要はないと思います。
イージーステイ・サイゴンは宿泊中も退屈しないくらい蔵書が豊富!
ベトナムだけではなく、カンボジア、ラオス、タイに関する旅行本もあるので、まさにインドシナ半島の旅の計画を練るのにピッタリの場所です。
調べ物やちょっとしたPC作業用に机も用意されています。
もちろん別で共用スペースに机とテーブル、キッチンや冷蔵庫もあります。
まさか南国で露天風呂に入れるなんて
イージーステイ・サイゴンの最大の特徴が露天風呂があること!
建物の一番上に一度に10名くらいは入れそうな露天風呂があります。
お湯はぬるめですが、ゲストハウスで湯船に浸かれるのは疲れを取るには最高です。
露天風呂とは別で、各フロアにシャワールームとトイレもあります。
イージーステイ・サイゴンのバルコニーからの眺め。
ベルコニーには洗濯機も完備!しかも洗剤も完備で無料で使えるので、毎日洗濯できます!
イージーステイ・サイゴンの近くにはレストラン、カフェもたくさんあります。
しかもおしゃれなところが多いのが特徴です。
ベトナムは世界第二位のコーヒー生産量を誇るので、手軽な値段でアイスコーヒーをいただけます。
イージーステイ・サイゴンへの行き方
タンソンニャット国際空港の到着口を出て右側にバス乗り場があります。
タンソンニャット国際空港から、ホーチミン市内の一大バスターミナルであるベンタイン市場までバスで30分。
ベンタイン市場が終点なので降りるタイミングを失う必要はありません。
ただ、日中しか運航していないので、夜にホーチミンに到着する方はタクシーを使うしかありません。
バスの料金は5000ドン、スーツケースを持ち込むと荷物代として5000ドンを追加で徴収されます。
これはベトナムのルールのようなので仕方ありません。
ホーチミン市民のための市場というより、観光客向けの市場と化しているベンタイン市場。
そのベンタイン市場の目の前にバスターミナルがあります。
バスターミナルといっても、日本の地方都市の駅前のような規模です。
ベンタイン市場前のバスターミナルでバスを降りて、9月23日公園をひたすら進みます。
9月23日公園は細長い公園で、昼間でもたくさんの人がいます。
途中大きな交差点があるので、そこを左折すればイージーステイ・サイゴンに行くことができます。
ただ、暑い中スーツケースや重いバックパックを背負っての移動は疲れるので、できればタクシー利用を勧めます。
まとめ
イージーステイ・サイゴンの宿泊費は、他のホーチミンにあるゲストハウスと比べると1泊14~18USドル少々お高いです。
ただ、快適な環境と旅の情報、そして日本人が経営しているという安心感が手に入ると考えれば、泊まる価値は十分あると思います。
まずホーチミンの1泊目の宿をイージーステイ・サイゴンにして、2泊目以降はファングーラオ通りにある他のゲストハウスを使うという手もあります。
とにかく宿泊費を安くしたいという方は、ぜひイージーステイ・サイゴンを検討してはいかがでしょうか。