タイ 2016年11月タイ旅行記

バンコク北バスターミナル(モーチット)~アランヤプラテート・ロンクルア市場のバス乗車記☆2016年11月タイ旅行記(8)

バンコク北バスターミナルを出発して、タイとカンボジアの国境にあるロンクルア市場へ路線バスで向かいます。

所要時間は約5時間と、かなりの長距離移動になりますが、果たしてどのようの道中であったか、経由地や途中の休憩なども併せてご紹介します!

北バスターミナルを含むバンコク北部は再開発が進んでいる

バンコク北バスターミナルを出発すると、強大な敷地に引き込み線と高架の橋脚が見えるようになります。

これはタイ国鉄北本線、SRTダークレッドラインの高架橋で、ドンムアン空港方面へ向けて、鋭意工事を進めているものです。

開通時期は2019年とされていますが、計画通りに開通するかどうかは、、、誰にもわかりません。

すでに高架橋と高架駅が完成している箇所もあるため、そう遠くない未来には開通することでしょう。

そうすれば、現在バスとタクシー、運行本数が少なく利便性は良くないもタイ国鉄北本線の3つのアクセス手段を持つドンムアン空港へのアクセスが大きく改善されることでしょう。

出発してから2時間後に最初で最後の休憩タイム

バンコクからアランヤプラテート・ロンクルア市場までのバスルート
by Air Aran Patthana

アランヤプラテート経由ロンクルア市場行きのバスは、途中の経由地の違いで2系統に分かれています。

今回乗車したのは、青のラインを走る60系統のバスです。

青単独の遠回り区間は片道2車線以上の幹線道路、赤単独の短縮区間は片道1車線の一般道のため、走る距離が多い青ラインと少ない赤のラインの時間差は意外にわずかだったりします。

そのため60系統、921系統のどちらのバスに乗っても大差はほぼ無いと思っていただいて構いません。

北バスターミナルを出発して2時間ほど経過したところで、ガソリンスタンドが併設されたドライブインで20分ほどの給油を兼ねた休憩となりました。

ドライブイン

 
場所でいうと、上記のあたりになります。

敢えてドライブインと書きましたが、実質的には日本の高速道路のパーキングエリアのような場所で、大きなトイレやコンビニ、カフェが設置されています。

バスを降りてトイレの場所が最初は分かりませんでしたが、バスに乗り慣れているらしいタイ人後をついていくこと、無事トイレに到着できました。

万国共通のマークがあるので、タイ語で書かれていても何となくトイレであることがわかります。

ただ、トイレの個室の方は、、、、、東南アジアの田舎でよく見かける、手動水洗方式になっています。

事を済ませたら、桶で水をすくってモノを流せばOKです。

くみ取り式のボットン便所ではないので清潔ではありますが、足元が水でビチャビチャですので、滑ったりしないように気を付けましょう。

当然ながら、、、備え付けのトイレットペーパーはないため、予め用意しておくようにしましょう。

ドライブインの入口には、巨大な祠が設置されており、利用者が手を合わせたりしていました。

ドライブインには、品揃えが充実しているセブンイレブンと、ご覧のようなミニ露店があります。

セブンイレブンでは取り扱っていない麺料理、カットフルーツ、地元の銘菓らしいお菓子、衣料品などが販売されていました。

露店前には、客からの差し入れを待っているらしい猫が数匹いました。

終点までの経由地をご紹介

バンコクから先のドライブイン到着までに、路上に設けられたバス停に停車しますが、ドライブインを出発した後は、基本的に各都市のバスターミナルだけに停車するだけになります。

ドライブインを出発して30分程度走ったところで、ナコーンナーヨックのバスターミナルに到着しました。

ナコーンナーヨックのバスターミナル

 
ナコーンナーヨックで、途中のバス停で乗車した乗客の大半が下車し、新たな乗客が乗り込んできました。

ナコーンナーヨックの手前からアラヤプラテート・ロンクルア市場までは、国道33号線とAH1アジアハイウェイ1号線に指定された区間を走ります。

アジアハイウェイ1号線は、シェムリアップ、プノンペンを経て、ホーチミンまでを結ぶ幹線道路でもあります。

ナコーンナーヨックの次に停車するのが、カビンブリのバスターミナルです。

カビンブリのバスターミナル

 
ここでバスターミナルに停車した状態で10分程度の休憩がありました。

そして最後の経由地になったのが、サケーオのバスターミナルです。

実はサケーオに到着する前に、道路上に設置された警察か軍による検問所で、全員のパスポートや身分証明書のチェックが行われます。

国境を超える方が必須携帯のパスポートですが、国境近くのアランヤプラテート、ロンクルア市場へ行く際にも必要になりますので、必ず携帯することをおすすめします。

サケーオのバスターミナル

 
サケーオから、かなりの乗客が乗り込んできたために、出発時点ではガラガラだったバスが満席になりました。

サケーオから走ること1時間、アランヤプラテートのバスターミナルに到着しました。

たります。

アランヤプラテートのバスターミナルに立ち寄った後、ようやく終点のロンクルア市場前に到着となりました。

ロンクルア市場のバスターミナル

 
到着したのは13:15、5時間15分のバスの旅が終了となりました。

まとめ

バンコク・北バスターミナル(モーチット)~アランヤプラテート・ロンクルア市場間はとにかく遠い!

今回乗車したバスは、バンコクとアランヤプラテート・ロンクルア市場を結ぶ3路線の中で最も時間のかかるルートだったため、とにかく乗っていて疲れました。

全線にわたって舗装されていますし、山間部ではなく平地を入るため、バス酔いするようなことはありませんでしたが、変わり映えしない景色は見る価値もなく、非常に退屈でした。

暇つぶしに本を持ち込んむ、あるいは乗車中は寝る前提でいる等、割り切って過ごすほうが良いでしょう。


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