バッテリー持ちが半端ないビジネスThinkPad X260ですが、使っているとイライラすることもあります。
キーボード操作に慣れたPCから新しいPCに買い替えた直後というのは、誰しも操作に戸惑うものです。
ただ、X260のキーボードに付いている『PgUp』『PgDn』両キーの配置が、どうにもやりにくいのです。
そこで、『PgUp』『PgDn』両キーを無効にする方法を試してみました。
ThinkPadシリーズの『PgUp』『PgDn』の配置は謎
そもそも『PgUp』『PgDn』両キーが配置されている場所が、『←』『→』カーソルキーの真上のため、『→』を押したつもりが『PgDn』を押していて画面が下に送られてしまう、、、なんて事態になったのです。
ほとんどのWindowsPCは、『←』『→』カーソルキーの真上には何もキーがないのが普通です。
最初は慣れれば平気だと思っていたのですが、「いちいちキーボードを見ながら文章を打つのは効率が落ちるので何とかしたい!」そう思って、キー自体を入れ替えられるツールを探して、いっそ『PgUp』『PgDn』両キー無効にしてしまうと考えたわけです。
家電量販店でX260以外のThinPadを見てみると、『PgUp』『PgDn』キーは『←』『→』カーソルキーの真上にあることを発見!これが最適だという判断の元で配置されたのでしょう。
今回キー無効ツールとしてお世話になったのが、KeySwap for XPです。
KeySwap for XP起動には管理者として実行が必要
KeySwap for XPはWindows 10でも問題なく使えるのですが、キーボードの設定を変えるレジストリをいじるツールのため、管理者としての実行を起動時に求めてきます。
KeySwap.exeをダブルクリックして起動ではなく、右クリックでコンテキストメニューを表示させて、その中にある『管理者として実行』から起動しましょう。
KeySwap for XPの画面は極めてシンプル、キーボードのキーの無効化と入れ替えができるようになっています。
X260で邪魔な『PgUp』『PgDn』を無効にしてみます。
まず、【キー名】に左側のキーボードの選択ボタンから『PgUp』と『PgDn』セットします。
次に【変換キー名】のところには何もセットしません(これで無効化)。
あとは左上の終了ボタンを押せば、KeySwap for XPでの操作は終了です。
ただ、このままではレジストリの書き換え自体は行われていないため、必ずwindowsの再起動が必要です。
『PgUp』『PgDn』を無効したものの、どうもしっくりしない
『←』『→』を押したのに『PgUp』『PgDn』を押していて困っていたので、『PgUp』『PgDn』自体を無効にしてみたのですが、『PgUp』『PgDn』を押しても何もアクションが起こらないため、確認のためにキーボードを目で確認する羽目になり、何かしっくり来ません。
そこで『PgUp』に『←』、『PgDn』に『→』を設定してしまいました。
やり方は『PgUp』『PgDn』の無効と途中まで同じ、違うのは【変換キー名】に画面左側のキーボードから『←』『→』をセットして、左上の保存とWindowsの再起動をするだけでOKです。
まとめ
管理人の場合は、これでX260 のキーボードで煩わしいと思っていた問題から解放されました。
他のThinkPadをお使いの方でも、今回紹介した方法で問題解決できると思います。
お悩みの方はぜひ自己責任になりますが、お試しください!