パタヤビーチを臨むカフェで快適にX260を使って、記事を作成しているのですが、数日前からおかしな現象に悩まされています。
というのも、Windows 10の「電源とスリープ設定」で、
「コンピューターをスリープ状態にするまでの時間」をバッテリー使用時、電源使用時の両方と30分に設定していたのですが、ちょっと席を外して戻ってみると勝手にスリープになる現象が起きていたのです。
おかしいと思い、スリープ状態になるまでの時間を999分などにしてみても状態は変わらず。
しかもX260は購入したばかりで、インストールしているのはOfficeなどの少数のソフトウェアだけです。
あれこれ調べたところ、どうもwindows10の標準インストールでは見えない設定が悪さをしていることがわかりました。
X260を勝手にスリープにする犯人は、Windows10の「システム無人スリープタイムアウト」だった
「何やそれ!」という感じですが、勝手にスリープになる原因は、Windows10の「システム無人スリープタイムアウト」設定が影響していたのです。
この「システム無人スリープタイムアウト」は、決められた時間windows10での操作(キーボード、マウス)がない場合に、自動的にスリープ状態にしてしまうという機能です。
たちが悪いのが、
この2点です。
まるで隠しコマンドです。
そこで、「システム無人スリープタイムアウト」の時間設定を変更できるようにするために、windows10のレジストリを操作して、変更操作できるようにしなければなりません!
初心者は難しい操作ですが、これをやらないと勝手にスリープと付き合わないといけないので、頑張って変更してみることにします。
レジストリエディターの起動
①Windows10の左下のスタートボタンを押します
②キーボードで「regedit」と入力して、ENTERキーを押します
③「このコンピューターへの変更を許可しますか?」と表示されるので、「はい」をクリックします。
④そうすると、こちらのレジストリエディターが起動します。
⑤ツリー構造になっているので以下の順に、「システム無人スリープタイムアウト」の変更設定ができるところまで辿っていきます。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Power\PowerSettings\238C9FA8-0AAD-41ED-83F4-97BE242C8F20\7bc4a2f9-d8fc-4469-b07b-33eb785aaca0
⑥右側にある「Attributes」をダブルクリックして、設定画面を表示させます。
⑦値が「1」になっているので、これを「2」に変更して、OKを押します。
⑧レジストリエディターを閉じます。
これで「システム無人スリープタイムアウト」の変更操作ができる準備が整いました。
「システム無人スリープタイムアウト」を変更する
①Windows10の「コントロールパネル>すべてのコントロールパネル項目>電源オプション>プラン設定の編集」を表示させます
②「詳細な電源設定」を押して、「電源オプション」を表示させます。
③画面内にある「スリープ」を押すと、これまでなかった「システム無人スリープタイムアウト」が表示されているはずです。
④なぜか「2分」と設定されているので、これをお好きな時間(敢えて999分にしています)に設定します。
このように設定したらOKを押して終了です。
結果は
無事勝手にスリープに状態にならなくなりました!
よく「勝手にスリープ状態が解除される」という悩みを抱えている方向けの解決記事はあるのですが、「勝手にスリープになる」という悩みへの方への解決記事は見当たらなかったので書いてみました。
実は以前使っていたSONY VAIO DUO11も、windows8.1からwindows10にアップグレードしたころから、今回の現象に悩まされていました。
今回と同様に、「システム無人スリープタイムアウト」が変更できるようにレジストリを変更して、、「電源オプション」内のスリープを見てみると、X260と同じく「システム無人スリープタイムアウト」が2分に設定されていました。
ということは、X260だからではなく、他のパソコンで同じ現象でお悩みの方の、解決方法である可能性があります。
windows10をお使いで、勝手にスリープになって困っている方は、ぜひチャレンジしてみてください(あくまでも自己責任で、、、お願いします)