九州最南端にある鹿児島空港は、福岡空港の約1600万人の次に多い約500万人の利用者がいる全国9位の規模です。
文字通り地方空港の中でも規模や便数は断トツで、九州の熊本空港約320万人、長崎空港約300万人、宮崎空港の285万人、大分空港の約180万人に比べても突出しています。
そんな鹿児島空港の周辺には有名な霧島温泉があるせいか、全国的に珍しい空港内に温泉足湯があります。
今回は鹿児島空港の天然温泉足湯、そして国内線ターミナルをご紹介します。
天然温泉足湯おやっとさぁに浸かってみた
鹿児島空港国内線ターミナル1階に天然温泉足湯があります。
制限区域外のため、誰でも入湯可能!しかも無料です!
足湯のお湯はやや透明、温度は40度前後のようで、特別熱くはありません。
鹿児島空港に併設されている駐車場は、なんと2時間まで無料!
そのため空港に足湯に浸かりに来て、ターミナル内で食事をして帰る地元の人もいるのだとか!
タオル持参で来ている人は、大概地元の人です。
観光客のために、オリジナルタオルが200円で販売されているため、足湯に浸かる前に購入すると良いでしょう。
鹿児島空港国内線ターミナルを探検してみる
鹿児島空港は中央に手荷物受取所があり、その両側に航空会社のカウンターがあります。
足湯に10分ほど浸かって暖まったところで、鹿児島空港の国内線ターミナルを見て回ります。
年間500万人が利用するだけあって、乗り入れている航空会社の数もたくさんあるのですが、まずは手荷物受取所の左奥(隅っこ)にある、スカイマーク、フジドリームエアラインズです。
スカイマークは羽田と神戸、フジドリームエアラインズは静岡便があります。
続いては日本航空、日本エアコミューター、そしてジェットスタージャパンです。
日本航空のカウンターの一部をジェットスタージャパン用に仕様変更して使っています。
ジェットスタージャパンは成田と中部、日本航空は羽田、伊丹、中部路線があります。
そして鹿児島空港が本拠地である日本エアコミューターは、奄美大島、徳之島、沖永良部、種子島、屋久島、喜界島、与論の7路線があります。
以前日本エアシステムも、このエリアにカウンターがありました。
利用した時期が、ちょうどエンブラエル190の就航開始のため、新シートが展示されていました。
伊丹と福岡、鹿児島、仙台を結ぶ路線に投入されるようです。
せっかく本革のクラスJシートが展示されているのですが、立ち止まる人もいないため、好きなだけ撮影したり座ったりすることができました。
狭くて設備もいまいちな印象の小型機ですが、大型機に引けを取らない設備を導入するのが、最近のトレンドのようです。
まだある鹿児島空港に乗り入れている航空会社
手荷物受取所の左側にはANA、ソラシドエア、ピーチのカウンターが設置されています。
ANAは羽田、伊丹、中部、ソラシドエアは羽田と那覇、ピーチは関西便があります。
ソラシドエアに比べてピーチのカウンターが広いように見えますが、ソラシドエアはチェックイン機はANAのものを使えるので、手荷物預かり1つだけ済むため狭くて良いようです。
ピーチはカウンター横に専用チェックイン機を置いています。
鹿児島空港国内線ターミナル2階は出発ロビーとお土産物屋さんが並ぶ
チェックイン手続きが終わったので、2階へ移動しましょう。
2階の中央には出発保安検査場、お土産屋、レストラン、カードラウンジがあります。
鹿児島空港はお土産屋の数が多いので、じっくり試食なんかをしつつ、じっくり選ぶことができます。
鹿児島といえば黒豚!西郷さん!外せないグッズも販売しています。
さらに鹿児島のゆるキャラに混じって隣県のくまモンも、ちゃっかり販売しています。
鹿児島空港の3階は、レストランと特別待合室、そして展望デッキになっています。
まとめ
昼過ぎの地方空港は閑散としていそうなものですが、鹿児島空港の出発便が多いので混雑しています。
そのため搭乗ゲート手前のイスが不足しており、立ったままゲートが開くのを待つ人が結構います。
あまり早く搭乗ゲートに行っても手持ち無沙汰なため、チェックインを済ませたら足湯に浸かって待つのも良いかもしれません。