北京首都国際空港をメインハブにしているエアチャイナは、北京オリンピックの際に建設された広大な第3ターミナルにファーストクラス、ビジネスクラスの2つのラウンジを構えています。
機内サービスや機内食での評判はイマイチなエアチャイナですが、本拠地である北京首都国際空港のラウンジは一体どのような感じなのか、早速ご紹介します!
エアチャイナビジネスクラスラウンジへ潜入
エアチャイナのラウンジは、免税店やカフェが立ち並ぶ第3ターミナルで国際線が出発するEエリアの中心にあります。
そして出発階である2階から3階へエスカレーターで登って、ラウンジへ向かいます。
ラウンジの下は免税店が立ち並んでいます。
エスカレーターを登ると、エアチャイナビジネスクラスラウンジのエントランスになります。
ターミナル内の空間を上手く使った吹き抜け型のラウンジになっています。
エントランスで搭乗券と念のためステータスカードを示しましょう。
そして大切なことは、ラウンジ内でWi-Fiを使う場合です。
大半の空港ラウンジと同じように、エアチャイナビジネスクラスラウンジでも無料でWi-Fiが使えますが、パスワードを入手する必要があります。
エントランス横にパスポートを読み取って、パスワードが書かれた紙を印刷できる機械があるので、そちらでパスワードを入手しましょう。
手順は英語で機械に書かれているので、操作は難しくありません。
ラウンジ内は広く、高い天井で開放的です。
随所に鉢植えが置かれているので、殺風景にならないように工夫されています。
今回利用したのは壁際のソファーとテーブルがある一角です。
今どきのラウンジでは当たり前のように各席ごとに設置されている電源コンセントが、エアチャイナビジネスクラスラウンジでは十分設置されていません。
新しいラウンジといっても2008年に開業して、かなりの月日が流れていますので、そろそろ設備面のリニューアルをしたほうが良い時期かもしれません。
お待ちかねのフードエリアをチェック
ラウンジの一番の楽しみといえば、やっぱり食事と飲み物ですよね。
食の安全について厳しい目で見られている中国ですが、世界3大料理の中華料理を擁するだけあって、ラウンジで提供される食べ物には細心の注意を払っているとのこと。
そうであれば、どのようなものが提供されているのかチェックしないわけにはいきません!
早速ラウンジの奥にあるフード&ドリンクエリアにやって来ました。
ここにはダイニングエリアも併設されています。
まずは中華の代表格ともいえる炒飯、そしてクリームパスタです。
残念ながら炒飯は豚肉がふんだんに入っているものの薄味、パスタは麺が伸びて食べるに値しません。
続いてはチンゲン菜としいたけの炒め物、青椒肉絲です。
チンゲン菜は薄味ですが、シャキシャキした歯ざわりでGOOD!
青椒肉絲はピーマンの姿がほとんどないものの、濃い味付けで味も絶妙でした。
続いて豚肉の角煮風、豚肉のスペアリブです。
角煮風のものは食べていませんが、スペアリブは絶品中の絶品!!!
ラウンジで食べられる料理の中で、ここまで本格的なものは稀なので、ぜひ食べることをお勧めします!
充実のホットミールの次はスープ類をチェックします。
1つ目はマッシュルームのスープです。
お隣には中華風スープもあります。
お粥に入れる具材も、しっかりラインナップされています。
中国では珍しい生野菜サラダバーもあります。
レタスやトマトなどがありますが、食べるのは遠慮しました。
引き続き生野菜サラダバー、オリーブなどが並んでいます。
パンがお好きな方向けに、4種類のパンと食パンも並んでいます。
温めたい方は横にあるトースターを使うと良いでしょう。
やっぱり外せない点心エリアとドリンクエリアも充実
中華料理にもいろいろありますが、手早く食事を済ませたい方は点心が一番!
エアチャイナビジネスクラスラウンジには、他のラウンジに負けないほどの点心の品揃えです。
マッシュルームと鶏肉まんに、
野菜まんの2つが、熱々の状態でスタンバイされています。
デザートとして食べたいあんまんも置いてあります。
こちらは牛肉入りのシュウマイです。
ドリンクは缶入り飲料が中心で、ラウンジの複数箇所に設置された冷蔵庫に置かれています。
コーラやスプライト、シュウェップスが並んでいます。
ビールは青島ビール、燕京ビールの2種類に、瓶入りのリンゴ・オレンジジュースも置いてあります。
一応ここまで紹介したドリンクは冷蔵庫に入ってはいませんが、まったく冷えてはいません!
冷えたものは食べない飲まない国のため、ローカルルールに乗っ取れば、これは当たり前のことではありますが、常温でビールはちょっとキツイです。
続いて生ジュースとワインコーナーです。
ラベルに漢字書かれている赤ワインに、
同じ白ワインにも漢字が書かれたラベルです。
一体全体味はどのようなものなのか、次に訪れる際には試してみようと考えています。
そして今回いただいたのがコチラ!肉と野菜の盛り合わせと常温の青島ビールでした。
エアチャイナ北京ビジネスクラスラウンジの営業時間と利用資格
まとめ
成田から北京への機内で機内食を食べたばかりであり、次のバンコクまでの機内食もあるため、最低限の食事のみ今回は抑えました。
ラウンジの設備はそろそろ手を入れた方が良い時期になっていますが、それ以外は利用していて不満な点はありません。
食事面は概ねレベルが高く、お腹を満たせるホットミールが多彩な点が良かったです。