シンガポールで手軽にローカルグルメを楽しむのであれば、ローカル屋台の集まったフードコートであるホーカーズに行くのが一番!
シンガポールに数あるホーカーズの中で、日本の旅行ガイドブックにも取り上げられるほど有名なのが、テロック・アヤ・マーケット(Telok Ayer Market)です。
「ってか、テロック・アヤ・マーケットなんて知らないよ」
という声もごもっとも!日本のガイドブックでは、ラ・オ・パサ・フェスティバル・マーケット(Lau Pa Sat Festival Market) として紹介されています。
今回は、ラ・オ・パサ・フェスティバル・マーケットの紹介、、というより夜間だけ隣接する通りを閉鎖して開催される、サテ―屋台(サテ―ストリート)をご紹介します!
ラ・オ・パサ・フェスティバル・マーケットとは
ラ・オ・パサ・フェスティバル・マーケットは元々、テロック・アヤ・マーケットと呼ばれていたのですが、1989年にラ・オ・パサ・フェスティバル・マーケットに改名されました。
そして2014年6月に建物のリニューアルされて再オープンしました(上の写真は2013年当時のラ・オ・パサ・フェスティバル・マーケット)です。
今回はサテーストリートがオープンする夜7時に訪問しました。
それがこちらです!
建物の外観の雰囲気は自体はリニューアル前と余り変わってはいないようです。
ラ・オ・パサの中に入ってみると、以前は古めかしい屋台街といった感じだったのが、清潔感のあるフードコートに生まれ変わっていました。
ラ・オ・パサはシンガポール国内で規模No.1!
地元シンガポールが誇る海南鶏飯の店はもちろんのこと、マレー料理、インド料理、広東料理、福建料理、韓国料理に和食といったアジア料理から、パスタやピザなどのイタリアンに至るまで、ほぼ世界中の味が楽しめる食のワンダーランドになっています。
なぜならラ・オ・パサの周辺は東京でいうところの丸の内や大手町エリア、世界中から集まったビジネスマンが働くビジネス街だからです。
シンガポールの夜のお楽しみサテー・ストリート
ラ・オ・パサは昼間はふつうのフードコートですが、夜になると隣接する通りを閉鎖して、サテ―屋台が並ぶサテーストリートが出現します。
時刻は19:00少し前、ラ・オ・パサに隣接する通りの入口が閉鎖されます。
すかさず、サテ―屋台が移動を始めます。
さらにテーブルとイスがどこからともなく運び込まれ、通りにじゃんじゃん並べられていきます。
5分ほど経てば、ご覧のように通りが屋台街に変身完了です。
サテーの煙が目に染みる
日も暮れてくると、サテ―を焼く炎と煙が漂ってきます。
サテ―が焼けるのを眺めていると、呼び込みのおじさんに声をかけられました。
2016年時点のサテー1本の値段は0.7シンガポールドル!
2013年時点ではサテー1本の値段は0.6シンガポールドルだったので、値上げされたようです。
注文は1本単位ではなく、10本単位が基本です。
10本といっても、日本のスーパーなどで売られている1本50~70円くらいで売られている焼き鳥と同じくらいの量なので、サテ―10本は子どもでも食べられる量です。
サテ―の肉は、チキン、マトン(羊)、ビーフ、アヒル、七面鳥が基本で、ポークはありません。
オーダーしたサテーは10本のチキン、ドリンクはラ・オ・パサの売店で4.5シンガポールドルで買えるタイガービールです。
ピーナッツをたっぷりつけたサテ―とタイガービールが、蒸し暑いシンガポールの夜にマッチします。
まさに「うまーーーーーーーーーい」です!
ラ・オ・パサ・フェスティバル・マーケットの行き方
MRTラッフルズ・プレイスから地下通路を経由して8分、MRTダウンタウン駅から歩いても7分ほどです。
道に迷っても、歩いている人に「ラ・オ・パサ want to go」と言えば、なんとかしてくれます(笑)。
そうならないために、オフラインで使えるダウンロード型マップをインストールしておくと便利です。
まとめ
シンガポールの中心街にあるラ・オ・パサ・フェスティバル・マーケットは、少し歩けばマリーナ・ベイ・サンズやマー・ライオンなどの観光エリアも近いので、軽く食事をするには最適な場所です。
ランチタイムは近くのオフィスビルからやってきたビジネスマンでごった返していますが、ランチライムから夕方は比較的空いています。
おしゃれなレストランでディナーを食べるのも良いですが、ローカルフードでディナーも良いものですよ!