トラスケ(@lkardtheworld)です。
2017年6月に発売されたMacBook Pro 2017(Touch Barなし)をついに、、、ついに、、、購入しました!
1994年にWindows 3.1搭載の富士通FMV DeskPower-Cを購入して以来、23年間Windows一筋だったのですが、日に日に迫る知り合いのブロガーさんからの「Macはいいよ〜」攻勢に勝てず?、重い腰を上げて購入の検討に入ることにしました。
検討を始めた直後に、運よく2017年のWWDC(Worldwide Developers Conference)が開催され、2016年に登場しばかりのMacBook Proも、CPUが第6世代のSkyLakeから第7世代のKabyLakeに置き換わり、性能も若干ながらアップしているではないですか!
これは神様からの「今こそWindowsを捨ててMacへの信仰に改めよ!」という啓示に違いない、、、と勝手に思い、早速量販店周りををスタートしました。
値下がりした旧型と新型の間で悩む
MacBook Pro 2017がWWDCで発表された朝、早速Appleの公式サイトを確認すると、狙いを定めていたタッチバーなしでSSDが128GBモデルの販売価格が142,800円(税抜)であることを確認。その足で近くのヤマダ電機で向かいました。
発表直後ということで新型モデル自体が入荷していないため、販売価格もポイント還元がどの程度は未定とのことでしたが、ここで耳寄りな情報をGET!
なんと旧型となったMacBook Pro 2016の在庫を特価販売するということではありませんか!!。
一瞬「展示品ですか?」と聞いて見たところ、展示品ではなく、未開封の新品とのこと。こっそりその時点では公開していなかった価格を教えてもらうと、MacBook Pro 2016 タッチバーなしの256GBモデルとMacBook Pro 2017タッチバーなし128GBモデルの価格差はほぼ無し。
店員さん曰く「旧型は在庫がなくなり次第販売終了します。決めるならお早めに、、」とのこと。
置き換わったCPUの最新モデルを取るか、SSDの容量2倍の旧型モデルを取るか、、大いに悩む羽目になりました。
MacBook Pro 2017開封の儀
WWDCの翌日から悩みに悩んで1週間、ついにヤマダ電機でMacBook Pro 2017を購入しました。MacBook Pro 2016と悩みましたが、手放す時のリセールバリューを考えて、できるだけ新しいモデルの方が良いとのブロガーさんの意見に従うことにしました。
この記事をお読みの方が気になる購入条件について、後日まとめて別記事で紹介いたします。
早速、MacBook Pro 2017の開封の儀をご紹介します。まずは外箱、、、、MacBook ProといえばスタイリッシュなPCのはずですが、外箱は当たり障りの段ボールです。こんなものかと中を開けてみると、
中に本来の箱が入っていました!ちなみに当たり障りない外箱はきっちり振動対策済みの梱包材が入っているので、捨てずに取っておくことをオススメします。
箱にはMacBook Proの文字がシンプルに印字されています。シンプルながら飾らない感じが、また心憎い演出のように思えてきます。
開封するとMacBook Proがお目見え!メーカー製のWindows PCの場合、梱包材に包まれいることもありますが、Macの場合はシールで包まれている程度と意外と簡素です。
MacBook Proの下には付属品の電源アダプター、そしてUSB-Cケーブルが入っています。
箱から取り出して並べてみると、MacBook Pro、電源アダプター、USB-Cケーブル、超簡単な説明書きが入っているだけというシンプルすぎるパッケージ構成であることがわかります。
この時点で、ゴテゴテの付属品や説明書がてんこ盛りのメーカー製Windows PCに慣れているユーザーは不安になってしまいます。
ただ、この後のセッティングは拍子抜けするほど簡単ですのでご安心ください!
MacBook Pro 2017は、左側にUSB-C/Thunderbolt 3のポートが2つ、右側にイヤホン用の3.5mmヘッドフォンジャックがついています。
ここでWindowsユーザが謎に思うのが、「Thunderboltって何?」ですね。
Thunderbolt™ 3は、すべてに対応できるコンパクトなポート1つで、Thunderbolt - USB-C間を最大40 Gbpsで接続します - あらゆるドック、ディスプレイ、データデバイスへの最高速度かつ多様な接続を実現します。史上初めて、コンピュータのポート1つでThunderbolt対応デバイス、ディスプレイ、USB対応デバイスへ接続できるようになったのです。
USB-C経由Thunderbolt™ 3接続は、その他の現行規格の4倍の帯域幅を以て、より高速かつより広いビデオ帯域幅を実現できるという点で大きな進歩を遂げました。また、搭載されている10 GbEのピア・ツー・ピア接続サポートのおかげで、最高速度のファイル転送、PC移行、データストレージへの超高速アクセスが可能になりました。
まとめると、40G bit/sの通信、4Kモニター2台接続、最大100Wの電源供給が1本のケーブルでできるという、すごい規格のようです。
シンプルに1本のケーブルで何でも繋がるようにしている時点で、未来のPCのあり方を体現するMacはすごいのですが、MacBookはポートが1つ、MacBook Proでもポートが2つ(もしくは4つ)しかないので、絶対にUSBハブが必要だと思います。
MacBook Pro 2017の初期設定の方法をご紹介
購入したばかりのMacBook Pro命を吹き込む、初期設定を始めます。キーボードの右上にある電源ボタンを押すと、微かなファンの音とともにMacBook Proが起動し始めます。
ちなみに写真は、画面を保護する目的の薄紙が貼られた状態で敢えて撮影したものです。
言語設定
起動してすぐ言語設定をします。この辺りはWindowsと同じですので、特に面食らうことはありません。
日本語の設定をすると、日本語でこの後の案内がされます。
キーボードの設定
続いてキーボードの入力方法の設定をします。「ローマ字」「かな」の入力方法を選択できます。この辺りもWindowsと同じです。
Wi-Fiの設定
MacBook ProにはLANポートがないため、有線LANケーブル経由ではなく、無線LANでの接続設定が必要です。ただ、この設定も近くを飛んでいるWi-Fiの中から、実際の接続で使用する無線LAN回線を選んで、パスワードを登録するだけとシンプルですので、初めての方でも迷わず設定できます。
移行アシスタントの設定
WindowsからMacBook Proへ乗り換える場合、Windows PCからいちいちファイルをコピーするのは大変です。Mac OSにはWindowsからMacBook Proへ簡単に移行できる移行アシスタントが標準搭載されていますので、この機能を使って一気に移行するのもありです。
私の場合は、すべてのデータをGoogle Driveに保存しているため、移行アシスタントは使いませんでした。
Apple IDの設定と利用規約
iCouldやiTunesを使うために必要なApple IDのサインインを行います。すでにiPhoneを使っている方でApple IDを登録済みの方はそちらのアカウントを入力します。
初めてiPhoneを使っていない方、Macを使うのは初めての方は、新規でApple IDをここで登録します。
Apple IDの登録が終わると、利用規約が表示されますので、確認したら次の画面に進みます。
コンピュータアカウントの作成
MacBook Pro専用のアカウントを登録します。ここで登録した情報でMacBook Proにログインすることになりますので、適当ではなくきちんと考えたものを入力しましょう。
iCouldキーチェーンの設定
iCloud キーチェーンは、同じiCouldアカウントで同期しているMac、iPhone、iPadの間でSafariの閲覧履歴、Webサイトのユーザ名とパスワードなどを共有できる仕組みです。
iPhoneを使っていない方、もしくはパスワード管理ツールとしてLastpass、1passwordを使っている方、ブラウザはもっぱらGoogle Chromeを使うという方は、敢えて設定しなくても良いのですが、私の場合は将来的にiPhoneを使う可能性があるので、「設定する」を選択しました。
Filevaultディスクの暗号化
Filevaultは、MacBook OSのディスクの暗号化する機能です。私の場合は「設定有効」「iCouldによるディスクのロック解除」を選択しました。
ファイルをすべてiCouldに保存するかの設定
MacBook Pro上のデータやデスクトップの情報をiCloudに保存するかの設定を行います。iPhoneをお使いの方にとっては必須機能かもしれませんが、Andoroid使いやWindows PCとの連携、DropBox、OneDrive、Google Driveなどのクラウドサービスを使っている方にとっては不要の機能です。
私は初期設定は「iCouldに保存」を設定しましたが、数日後に設定を外しました。
解析の設定
MacBook Proの使用状況などを情報をAppleに送信するかの設定です。個人情報を抜かれる訳ではないですが、不安な方は設定のチェックボックスを外しましょう。
Siriの設定
Siriを使う方は設定を有効にしましょう。
Siriの設定をした後は、数分間Mac設定画面が表示されます。
設定完了
設定開始から10分〜15分で無事MacBook Proが使えるようになりました!
まとめ
私は筋金入りのWindowsユーザーだったため、初めてのMacOSに面食うものだと思いましたが、事前に初期設定の内容を調べていたので迷うことはありませんでした。
ただ、慣れていない方は聞いたことがないような用語だったり、iCouldの設定などでハードルが高いかもしれません。
そのような場合には備えて、Mac用のガイドブックがあると心強いと思います。