トラスケ(@lkardtheworld)です。
前回は宮崎空港でのチェックインと国際線待合室の様子をお伝えしましたが、今回はアシアナ航空で仁川国際空港までの様子をお伝えします。
地方空港発の国際線の機内食やサービスはどんな感じなのか、楽しみです!
アシアナ航空の日本線の主力機A321-200
アシアナ航空は日本路線に期間限定でA380-800、最新鋭機のA350-900をはじめ、B777-200ER、A330-300、B767-300ER,A321-200、A320-200などを投入しています。
その中でも日本の地方都市と仁川国際空港を結ぶ主力機が、今回搭乗するA321-200です。
A321-200には国際線での運航を想定しているため、エコノミークラスの各席に液晶モニターを配置しています。
せっかくの海外旅行のスタートが液晶モニターなしの小型機だと、高まる気持ちもスポイルされるもの!LCCであれば妥協はできますが、FSCであれば小型機と言えども液晶モニターを各席に配置してほしいものです。
液晶モニターは16:9サイズの最新型、もちろんタッチパネルでの操作も可能です。
スマホやタブレットで動画や音楽を楽しみたい方のために、USBポートも完備しています。
宮崎〜仁川の飛行時間は1時間40分ですが、実質的に飛んでいるのは1時間強程度。その中でも機内食の配膳と免税品販売を行うため、機内販売はプレオーダーするように案内されます。
地方空港である宮崎空港発、しかも週3便しか飛んでいない路線ですが、機内は満席!どうやら需要があるようです。
乗客の8割は韓国人、日本人は1割、その他アフリカや東南アジアの方が乗っていました。東南アジアの方はインドネシアやフィリピン人で遠洋漁業の関係者のようでした。
定刻通りに宮崎空港を離陸して、九州を南東から北西に縦断するルートでソウル仁川国際空港へ向かいます。
短距離国際線でも美味しい機内食あり
離陸してから20分ほどは風の影響でかなり揺れていましたが、熊本上空に差し掛かったころに、お待ちかねの機内食タイムになりました。
機内食として、まず写真上部の箱が配られ、続いて写真下部の物体?が配られました。
トレーに載せられた機内食が当たり前だと思っていたので、このような形での機内食にはちょっとビックリしました。
気を取り直して箱を開け、そして物体の封を切ってみると、機内食っぽいものたちが顔を出しました。
箱の中身は、ミネラルウォーターとグレープ味のヨーグルト、そしてアシアナ航空機内食ではお馴染みのパン。
そして物体の正体はメインのご飯とチキン煮込みでした。
おそらくアシアナ航空の他の路線で何度か食べたことがある、チキンとライスの組み合わせ。味の方は5スターエアラインだけあって美味しかったです。
機内食を食べるころには飛行機は玄界灘へ抜け、壱岐島の上空に差し掛かっていました。
その後も順調に飛行して、14:00過ぎに無事仁川国際空港に着陸しました。
仁川国際空港の乗り継ぎ方法は超簡単
東アジアのハブ空港と自認する仁川国際空港は、日本と中国の中間に位置している地の利を利用して、北米や欧州、旧ソ連圏、東南アジア便が充実させています。
そのため乗り継ぎも初めての人でも簡単にできるようになっています。
降機して人の流れに沿って進んでいくと、
乗り継ぎ(Transfer)の大きな看板があるので、間違えることなく乗り継ぎ通路に向かうことができます。
視覚的に緑の壁に沿って進めば良いという点も、親切です。
その後手荷物検査を受けて、エスカレーターを登ると、搭乗ブロアに出ることができます。
まとめ
地方路線に就航している飛行機だから、機内食はサンドイッチとジュース程度しかないものと思っていましたので、予想外のホットミールにちょっと驚きました。
しかもトレーを使わずに箱や物体?として、そのまま提供するあたりも面白いと思いました。
ただ、アシアナ航空のこのようなトレーレスの機内食サービスは、羽田〜金浦を除き、仁川発着の日本路線ではスタンダードなサービスになっているようです。
LCCの台頭で2時間程度の国際線なら機内食がなくても不満がないという意見もあるようですが、機内食は旅の楽しみでもありますので、どんな形であれ残してくれるのはありたいです!