アランヤプラテートはタイ・カンボジア国境のタイ側にある町です。
商品の買い付けに来るタイ人、国境超えの前後に立ち寄る外国人も多いらしく、田舎の町の割には賑わっています。
宿泊需要もそれなりにあるようで、ホテル予約サイトで探してみると10軒以上のホテルが出てきます。
今回はその中でも、アランヤプラテートの中心にあるステーション・ワンホテルに宿泊しました。
ステーション・ワンホテルの場所をチェック
ステーション・ワンホテルは、アランヤプラテートのバスターミナルから歩いて2分という便利な場所にあります。
バスターミナルにはトゥクトゥクが数台スタンバイしているため、タイ・カンボジア国境のパスポートコントロールまでのアクセスも問題ありません。
ちなみに、アランヤプラテートから国境まではトゥクトゥクで約15分程度、料金は120バーツくらいです。
周辺にはコンビニ(セブンイレブン)、食堂(数軒)、クラブ(バー1軒)が揃っています。
実際にステーション・ワンホテルの入口に行ってみて驚いたのは、その大きさです!
建物自体は3階建てですが横長のため、かなりの客室があるようです。
ロビーは壁がないオープンな造りになっていて、田舎にある割にはオシャレな感じです。
ロビーにはアンティークな自動販売機や公衆電話、時計などが置かれています。
どうやらオーナーの趣味のようで、とにかく古き良きアメリカン感が半端ないといった感じです。
ホテルは予約サイトで予め予約して行きましたが、当日でも十分空き室があるようです。
朝食ありなしで価格が分かれていますが、今回は朝食付きのプランで予約しました。
朝食はロビー横にあるレストランでビュッフェ形式のものをいただけます。
ステーション・ワンホテルの部屋をチェック
チェックインは極めてスムーズで、一泊2,000円台のホテルとしては申し分ありません。
今回アサインされたのは2階のダブルルームです。
部屋へはエレベーターで向かいます。
部屋の前の廊下は広さも十分で清潔、ただ長い廊下に同じドアが無限に並んでいるようで無機質に見えます。
部屋に入ってみると、広さとしては必要にして十分といった感じで、日本の狭いビジネスホテルと比較すると、大きな荷物も広げられる余裕があります。
部屋の奥には窓がありますが、この窓を開けると『窓ビュー』になります。
『窓ビュー』とは、中庭を挟んで並列に建っているホテルの建物の部屋の窓しか見えない、、、と意味です。
どうもホテル予約サイトで安く出ているレートの部屋は、窓は有るものの外の景色が楽しめない部屋である可能性が高いです。
LG製の液晶テレビは、電波の都合なのか映りがいまいちでしたが、NHK Worldをはじめとすると海外のチャンネルも見ることができました。
部屋の奥からドア付近を見ると、わりと奥行きのある部屋であることが再認識できます。
液晶テレビの下にはミニ冷蔵庫があるので、コンビニで買ったジュースやビールなどを冷やすことができます。
ベッドの硬さはごく標準的で、シーツから変な臭いがすることはないくらい清潔でした。
ベッドサイドに電源プラグもあるので、スマホの充電も問題ありません。
クローゼットの収容力は申し分なし!数泊の宿泊にも耐えられそうです。
ただ、セーフティーボックスはないので注意しましょう。
ステーションワン・ホテルのバストイレをチェック
部屋のほうは2,000円台という価格の割に良さそうですが、バストイレが汚いと評価が下がってしまいます。
まずは洗面台をチェックします。
髪の毛1つ落ちていないほど、清潔でよく清掃されています。
アメニティは綿棒、シャワーキャップのみという潔さです。
足りないものは近くのセブンイレブンに行けば購入できるため、何の問題もありません。
シャワーブースも、洗面台と同じく清潔に保たれています。
お湯の量はちょっと物足りなさを感じましたが、40℃くらいのお湯がいつでも出るので問題はありません。
ただ、シャワーカーテンはくたびれている感じがしました。
固形石鹸がアメニティに含まれていませんが、シャワーブースの中に液体のソープとして用意されているので、こちらで代用できます。
同じくシャンプーも用意されています。
トイレはタイではおなじみの水シャワー完備のタイプです。
まとめ
2016年11月に予約した際の宿泊費は2,160円でしたが、ホテルへ実際に行ってみて、コストパフォーマンスが高いことが再認識できました。
「タイの田舎のホテルにしては2.000円台でも高い」という方もいらっしゃるかもしれませんが、モダンで安心して宿泊できることを考えると、必要にして十分な価格設定だと感じました。
惜しいのはドライヤーが部屋に完備されていない点くらいですので、カンボジアへ陸路で行く前にアランヤプラテートで一泊したいときに、ステーション・ワンホテルを宿泊候補にされてはいかがでしょうか!